2008/12/07(日)00:01
母の涙に・・・
chiちゃんと何気なしに見ていたTV
kyuさんより1つ小さいくらいの子供が脳腫瘍を患い
手術を受けるという内容のドキュメント番組で
視覚を失う可能性がある神経の部分に腫瘍があり、そんな中での手術へ向けての
親や病院の先生の葛藤を描いたものでしたが・・・
最近こういう家族、子供、病気、貧困など
ドキュメンタリ-の作品にめっぽう涙もろくなった
母さん
(子どもを産んだことによって
自分の子供もどう今から成長していくかわからないし
人事とは思えない。。。
自分にはなかったような感情が芽生えるものなのですね)
小さいときこういうドキュメンタリ-を親が見てて
「あっ!!お母さんまたなぁ~いちゃ~ったぁ~」
なんて冷やかしていた人間と私が同一人物とは思えません。。。
そんな私とは対象的に・・・
chiちゃんは
ポロポロと涙を流している母さんをじっと見つめていたかと思うと
次の瞬間
「かぁ~たぁ~ん。。。たいぢょ~ぶぅ~~??」
と心配そうな顔で私を覗き込み、小さな手で流れる涙を拭いて
そして、ムギュ~っと抱きしめてくれました
いつもやんちゃの限りをし尽くしてくれる
じゃじゃ馬な姫だけに・・・
いつもとのギャップの激しさもあるけれど
母さんはすっかりchiちゃんの心の成長に感動してしまい
さらににうれしくおもい・・・
TVの内容には感動し、親心をおもうと涙も止まらず・・・
涙の量はいろんな意味を含めてさらに加速してしまいました・・・
1歳と7ヶ月しか生きていない娘に
まさか。。。
抱きしめられるとは・・・
chiちゃんのことは
不意打ちの喜びと至福の時間だったなぁ~
でもchiちゃん、心配させてごめんねぇ
ほんとに子供を育てていく中で
いつ自分も今日のドキュメンタリ-のように
何かを背負い強くならなくてはいけないときもあるかもしれない
苦しい選択に迫られるときもあるかもしれない
でも。。。
どんな状況があっても今を生きていくこと
それが大事だと教えられました・・・
何がなくとも元気が一番!!
家族が命にかかわるような病気せずに
ずっと寄り添っていけることは、
本当に平凡のように思えて、
奇跡であり、一番しあわせなことです
子供が大きくなるにつれて・・・
勉強ができてほしいとか
スポ-ツができてほしいとか
誰かに負けてほしくないとか
一番になってほしいとか
親の子供に対する期待が多種多様に出てきて
子供たちはそれを見えないリュックにいれて
そして、背負ってプレッシャ-との戦いに
切磋琢磨しないといけない・・・
親が期待や希望を子供に持つことは悪いことではなく
むしろそうでないと、子供を育てていけないのかもしれないと思います
でも、時折そんな中でも、
この子はここまで私とともに、生きてきてくれただけで
それだけですごいんだって事をおもう気持ちを
忘れてはいけない。。。
kyuさんやchiちゃんが順調に大きくなって
例えば、中学生くらいになって
受験やなんやと人との競争が多くなっても
数字や実力で評価されるようになっても
何ができなかろうができようが
この子がここに生をうけてこうして生きている
そのことがしあわせだぁ~
と心のそこから思って
丸裸の子供を抱きとめてやれる自分でいたいなぁ~
大きな結果がなくても、小さなことを幸せとして
子供とともに休憩できる親でいたいなぁ~~
こんな気持ちは子供たちが大きくなっていくにつれて
忘れてしまったり、
いろんな忙しさやなんかで薄れていってしまいそうなので
またふとこのブログを読み返して
自分が思い出せるように。。。
今日の素直な母さんの気持ちを
記しておこうと思います
自分の子供を育て、思うことは
些細な子供の成長や、心の優しさを喜ぶことって
子供が小さいときはできるのに
成長するにつれて
これはできて当たり前で、
今度は~。。。という風に
だんだんこれも、あれもと親は
欲張りになってしまうので
難しいんだなぁ~って事を思います。
いつまでも、「すごいや~ん!!」って素直に喜べる親ばかな
自分でいたいものです。
(毎度小さいことから、大げさにものを思う母さんですが。。。
毎度のお付き合い皆様ありがとうございます・・・)