2009/12/04(金)20:25
S Vol.97
「自分のスイッチづくり」車を運転するときには、スイッチを入れてエンジンを動かすように
あなたにもヤル気やパワーを稼動させていくスイッチがあります。ただスイッチも、車と同じで、どこにあるかがわからないと、
ヤル気を出そうとしても、
潜在パワーを発揮しようとしても動いてくれないわけです。実践的なテクニックの一つをご紹介します。大まかな流れは以下のとおりです。1.人生を振り返って、あなたの肯定的な体験を5つ思いだし、
番号をつける
※肯定的な体験:楽しかったこと、うれしかったこと、
ヤル気に満ちていたときなど2.それぞれの体験を思い出し、自分の頭のなかで再現し、
その体験を象徴するキーワードを一つずつ作る3.5つできたキーワードを合わせて、
そのキーワードの頭文字で、呪文のような言葉をつくる以上です。例えば私の場合
1.学生時代剣道で全国ベスト8にはいったとき
(キーワードは、無心)
2.バリ島の海辺のひととき
(キーワードは、大解放!)
3.子どもが生まれたとき
(キーワードは、感動と力強い責任)
4.成功哲学を大学の正式な単位制の授業とし開講したとき
(キーワードは、夢は叶う)
5.アメリカでの初の英語スピーチ
(キーワードは、自信と自由)といったものです。ここまでできているキーワード、
「無心」「大解放」「感動と力強い責任感」「夢は叶う」「自信と自由」
の頭文字を使って、おまじないのようなキーワードを創ります。無心の「む」、大解放の「だ」、感動と力強い責任感の「か」といった具合に
む、だ、か、ゆ、じ、という文字を使うわけです。順番はバラバラでもかまいません。
その言葉をつかってあなたなりに語呂がいいように作ります。私の場合でしたら、「ジユカダム」となります。(反対からつくったものです)
この言葉をスイッチと呼びます。唱えるときは、一言一言の出来事を思い出し、確認できたら、
ジユカダム、ジユカダムと唱えていきます。一つ一つの体験を頭で再現し、
そのときの気持ちを思い出すところがポイントです。背景や理屈をお話しするとたくさんの理論があるのですが、
理屈を知らなくてもテレビが見れるように、
理屈を知らなくても電子レンジが使えるように、
あなただけのキーワード、つまりスイッチをつくって、
ポジティヴなあなたを創っていってください。