2010/11/20(土)02:41
バーレーン 市内観光2
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バーレーン国立博物館
1988年にオープンした国立博物館。バーレーンの歴史を紹介する展示があり、石器時代からディルムン文明、イスラムに至る歴史の変遷、古墳などを時代別に紹介しているそうです。
ここの古墳の展示はとても興味深いものでした。バーレーンには紀元前3千年から紀元600年までに造られた1万から2万の古墳があり、私も実際にシティーツアーの途中に車窓から小さな古墳群を見ることができました。普通の住宅街の中にあり、それはなんとも言えず不思議な光景でした。
上の画像2番目は昔の生活の展示で見つけた木製のサンダル。親指と人差し指だけで履くと思われますがすごく疲れそう。
3番目は昔の花嫁さん。手には植物のへナで模様が書かれています。
一番下は学校が始まる前のコーラン教室だそうです。ガイドさんはパキスタン人でしたが、彼の子供の頃も学校に行く前に村の子供が集まってコーランを唱える練習をしたそうです。子供のうちから宗教が生活に密着しているんですね。
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アラッド・フォート
ムハラクの船の出入りを監視するために16世紀に建てられた要塞。
この日は風が強く、要塞の辺りは砂埃で白く煙っている始末。ここへ来て初めてあー砂漠の国にいるんだなーと改めて実感しました。旅行中は30度前後ぐらいだったのですが、ガイドさんいわく夏場は気温が50度にもなるそうで、そんな温度体感したこと無い私にはイメージすらできません。
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キング・ファハド・コーズウェイ
1986年に開通したサウジアラビアとバーレーンを結ぶ全長25キロに及ぶコーズウェイ。中央に両国の出入国事務所と税関がある。
サウジアラビアのビザが無いので出国ゲート手前の展望台の所まで行きました。一番上の画像の奥に見えるのはサウジアラビア側の出入国事務所と税関です。行きは空いていましたが帰りはサウジアラビアからの車で混んでいました。ちょうど週末の木曜日にかかっていたからですね。
以上、シティーツアーで周った観光地でした。それまで何も知らなかったバーレーンという国や歴史を少し知ることができました。