<心の詩>☆☆心 の 詩☆☆◆ぬ く も り◆ 今 ほしいのは・・・ さめてしまった 昔のぬくもり 冷たいこころを あたためるため あたため続けてくれた あのぬくもりを しらずしらずに 探している 今 ほしいのは・・・ もう残っていない 君のぬくもり 傷ついた体を 癒すため 頼めば何でも聞いてくれた あのやさしさを 帰らないかと 呼んでいる ◆記 憶◆ おじいさんちは 牛がいた モウモウとないていた おじいさんちは 山羊がいた メエメエとないていた おじいさんちは ニワトリもいた 卵をたくさん産んでいた おじいさんちは ビワの木があった 木に登って実を食べた おじいさんちは 臼があった クルクル回してひいていた おじいさんちは 脱穀機があった 刈った稲の殻落とし おじいさんちは 裏が山だった 暗くて恐い山だった おじいさんちは 小川があった メダカがいっぱい泳いでいた おじいさんちは 畑があった トマトがいっぱい実っていた おじいさんちは おじいさんちは おじいさんちは ◆たいせつな色◆ 恋する色って何色ですか 恋する色は虹色です 夢みる色って何色ですか 夢見る色は空色です あこがれ色って何色ですか あこがれ色はピンク色です 楽しい色って何色ですか 楽しい色はオレンジ色です 喜びの色って何色ですか 喜びの色は黄色です 美味しい色って何色ですか 美味しい色はクリーム色です 愛しい色って何色ですか 愛しい色は灰色です 愛しい色は・・・つらい色 愛しい色は・・・強い色 どの色が一番大切な色? 一番大切な色は白色です ◆ガラスの友情◆ 友情とは 都合のいいことば うまくいっている時は これ以上のない言葉 心から頼られて 心から心配できる そして いつまでも ずっとずっと こんな関係を続けたいと お互い思う そんな友情が もろくも崩れる 予想していたことだけれど 心に穴があく 最後の言葉は 決まって 同じだ 「今までありがとう もう会えないの ごめんなさい・・・」 何年間も続いた友情が 壊れた瞬間だ その瞬間の一番の友情は もう会わないこと もう連絡しないこと に変わってしまう 胸を張って 生きてきたあかしを みんなに見てほしいのに・・・ ◆ 涙 ◆ 何故か 涙があふれてきた 顔もしらない 名前もしらない どこにいるかもしらない ただ わかっているのは その人が 懸命に病気と闘っている事実 それだけのことなのに 涙がこぼれる とまらない そういえば 最近泣いたことがなかった ありがとう やさしい心を思い出させてくれて こころを洗うように まだとまらない ありがとう 勇気を ありがとう こころの思いを ありがとう 今日の日を 楽しい再会を 待っているよ ◆ BBSの涙 ◆ 涙もろくなったわけではない 感動に飢えていたからなのでしょうか はじめて覗いたサイトで 動けなくなり立ちつくす 素晴らしい 思いを込めた画像の数々 こんなに自然を愛せるのだろうか こんなに人を愛せるのだろうか こんなにやさしく撮れるのだろうか 確かに 生きてきた 一歩一歩の足跡が 確かに 生きてきた 愛のあかしが 1枚1枚の画像に 鮮明に刻み込まれて見えてくる 何故か惹かれて覗いたサイトが 閉じる日でした まったく知らない人の まったく知らなかった写真 心から出会えてよかった そう思った瞬間 涙が溢れて止まらない 次から次へとこぼれてくる 心の中で手を合わす ありがとう・・・ 雅子様 感動にふるえるような 写真が撮りたい・・・ 弥生の日::::雨に濡れた庭をみながら・・・ 雨を待つ 草木の息吹 抱きしめて 香り切なく 散る梅の花 ◆ 親 孝 行 ◆ 親と子 めんどうくさい 言葉はいらない 飾りつけた 言葉もいらない そばに姿があるだけで 伝わってくる 安心感 小さくなった 父と母 親不幸な息子で すまない それも 一人しかいない息子で 余計にすまない 苦労しか かけてこなかった そんな思いが 三人で行く 梅の里 少しくらいは 親孝行になったのかな <静かな時間> |