つれづれ短歌

2021/05/06(木)18:46

新古典~ブリティッシュトラディショナル~

フラワーアレンジ(495)

先生の 導きでどうにか 纏まった 新古典は 交差がポイント ☆作成裏話 新古典とはブリティッシュトラディショナル(英国の伝統的なスタイル)から出来ているデザインです。元はファッション用語。 トライアンギュラー(三角形)に似ていますが、挿す位置などが少しずつ違います。 普段なら放射状にお花を挿しますけど、これは交差をしながら三角形を描きます。 まずはオアシスセット。オアシス3分の1を高めにセットです。 高さを決めるラクスパー2本を挿します。 これは後方の中心よりややずれた位置に。 横幅をタマシダとデルフィニュームでとります。 これもやや手前から挿して幅を決めます。後方に短く花材を入れるのも忘れずに。 FP(中心点)を作るのに赤バラと白バラを交差して入れました。 繋ぎになるカラーをかなり斜めに挿しましたが、なんか次の手が上手く出て来ないw ここで先生の導きが。「KZさんここまで頑張らなくていいよ。交差は意識してもカラーのラインはこれくらい(右のカラー1本の角度)で充分だから」 先生のその一手で全体のバランスが見えました。 おかげでアウトラインがとても取り易くなって精一杯外側で交差を作ることができました。 ちなみにこの回、葉っぱはタマシダのみだったのと作成プリントに「グリーンはできるだけ少ないグリーンでオアシスカバーを作ります」と書かれていてちょっと戸惑いました。 その他の花材、STカーネーションでFP(中心点)から少し外して空間を活かし入れます。 あとはスカビオサ、ワスレナグサ、イキシアで詰め込み過ぎず。 ブルーレースを右下の方へ入れて完成です。 先生のチェック「上手い。左後方だけちょっと薄いからタマシダ足すね。あとはよく出来たよ」 手法が違うと力加減が難しいわ…。 ☆花材 ラクスパー、バラ、ガーベラ、SPバラ、STカーネ、イキシア スカビオサ、ワスレナグサ、カラー、ブルーレース、タマシダ 「普段はしない交差の手法は大変だ」 「この回では先達のみなさんも結構戸惑ってらっしゃったわね」 「先生が前日の残り花で骨格部分を実際に生けて見せてくださったが中々…」 「オアシス2分の1指定だったんだけど、私が勝手に3分の1にしちゃったから」 「それはこの花器に2分の1は大きすぎると判断したからだろう」 「もっと大きめの違う花器持って来いって感じ?」 「しかし、仕上がった後に先生から『KZさんの(交差に)成功してる』と褒められたじゃないか」 「先生の導き手がなかったら成功してないと思うわよ」 「先生のお言葉で先達の方々も後輩の方々も見に来たよな」 「とても恥ずかしかったわ…」 「そこは素直に喜んでおいていいんじゃないか」 「全部私作なら恥ずかしいながらも少しは胸を張れるけど、初期段階で先生の手が入ってるから」 「貴女のを見て軌道修正なさった方もいたな」 「いつも丁寧にされる先達Hさんと少し遅れてみえた先達Mさんが『なるほど~』なんて…。他の方々も。顔から火が出る思い」 「いや。やっぱり喜んでいいと思うぞ」 「次このテーマが来たらもっと頑張るわ」 と、いう謎の会話は…先生曰く「普段と違う手法だし、難しい花材が多いからねぇ。あと水遣り頑張ってね」…実際、水揚げの厳しい花材が多かったです。 では、本日はこれにて。 新古典~ブリティッシュトラディショナル~ ブログに載っけといて恥ずかしがってる私はなんだろうw

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