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2005年04月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
10年ラボやっていて初めてのスプリキャンプ参加。実にパーティーの子どもたちのほうがセンパイでした。
今年は雪が多いと聞いていましたが、本当にウィンター並にありました。
行く時はさいたま新都心でスキーウエアにブーツが恥ずかしかったほどですが、バスが着いたらもう別世界でした。
新宿からのバスが遅れて、着いたら一番最後でした。ロッジに上がることなく、開営式が始まりました。
3泊4日ロッジの中心になる高校生シニアたちのテーマ活動発表。若い力・みなぎるエネルギーがびんびん伝わってきます。

この日のためにみんな準備してきたんだよね、と一人一人の努力を感じる瞬間です。
ロッジに入ってみて、あらためてスプリの参加者の年齢層が高いことにびっくり!
小学3年生(新4年)以上が参加できるのですが、殆どが中高大生。6年生くらいでも
おちびちゃんです。
受験明けですっかり開放的になった新高1。このキャンプが最後~!!と気の入れ方が違う3年生!!
長い子は17年ラボやってまーす!なんて子もいて、それぞれが部活や学校、受験などと
ラボを両立させながら、自分なりのラボ活動を続けてきた子ばかりです。

夏と違って活動や生活自体はすごくスムーズでテューターの出番なしです。
すっかり1人のキャンパーとして参加してしまいました。

今年のキャンプの一番の目玉はヴォイストレイナーでゴスペルシンガーの木島タロー氏のWSです。
木島氏は「ひとつしかないちきゅう」のオーディションや録音にも関わっていただいた方で、
ラボっ子の恐ろしく元気な様子にすっかり驚いたそうです。
2日めのテーマ活動WSの一つでしたので、イノイチバンで参加希望を出しました。
参加してみて・・・最高!!でしたよ。
男性はテノール、女性をアルトとソプラノに分けての3部合唱。
新版の"Ezekiel Saw The Wheel"とゴスペル調"We Shall Overcome"を歌いました。
木島氏がなんと1人で全てのパートを歌えてしまう音階の持ち主で、その伸びやかな声に聞き惚れてしまいながら、
自分たちもいっぱしの歌手になったような気持ちにさせていただきました。
ゴスペルは黒人霊歌の流れであること、その黒人霊歌はアメリカ開拓時の黒人奴隷の悲しい歴史によるもの、
自分たちの家族・人間としての人生・宗教・楽器さえも奪われてしまい、彼らには新しく与えられた宗教と自分の声(歌)しかなかったこと、
神への崇拝だけでなく、自分たち嘆き・白人へのうらみなども歌に(わからないように)
こめていたことなど
参加対象の中高生にもよくわかる言い方で話していただきました。
そして、最後の彼からのメッセージが一番良かった!!
どんな宗教も二つのメッセージを含んでいる。
一つは愛。そしてもう一つは自分たちの宗教以外は認めないという排他的な思想。
一つ目はとても大切なこと。そして後者は意味のないことと理解していれば
宗教に触れることに怖がる必要はない、自由な気持ちで触れて欲しい、ゴスペルとの
出会いもその姿勢でいればきっと素晴らしい出会いになるだろうというものでした。
宗教を否定するのでもなく、また若い人たちに宗教に躍らされることない自分を持つ大切さを話していただきました。

もう一つ、スプリの目玉は交流広場。2日目の自由時間にラボランド内の数箇所で10ほどのテーマ活動の発表があります。
パーティー単位であったり、OBOGであったり、九州の高大生は行きのフェリーの中数時間で作り上げたそうです。
また、地方によっては支部・地区発表会がないところもあるそうで、この交流広場が
他の人に見てもらえる貴重な場所として毎年参加しているパーティーもありました。
実に1年間取り組んでくるそうです。気合の入れ方も相当なものでした。
雪がふぶく中半そでTシャツで熱演しているかれらの姿は他の参加者にも刺激的であったようです。

雪の中の野外活動や高大生中心のダイナミックなロッジ活動、そして全国キャンプということもあって
テューター同士の交流(東北や九州からのかたもいました)もあり、充実した3泊4日。
一緒に参加したMとCも会うといい顔していましたね。

そして、今回個人的に嬉しい再会がありました。
数年前私のロッジで高校生シニアだったMと同じくロッジにいた高校生キャンパーのSが
大学生コーチとして立派にキャンプの運営をしていたことです。
会うたびに成長して、輝いている彼女たちの姿は眩しいものでした。
自分があの年代の時、こんなに充実した毎日を送っていただろうか?羨ましくもなりました。
これからも頑張れ!!輝く2人にまた会えるのを楽しみにしています。
明日のEaster Partyで報告できればと思います。





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最終更新日  2005年04月04日 13時43分42秒
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