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ようこそ!ラボ桜井パーティへ

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言語習得のプロセス

LSPというのは私のパーティ便りの名前です。
今月号に「2003年度ラボパーティ教育活動方針」より抜粋したコメントを載せたところ、あるお母さんが感心してくださり、友人に渡してしまったので、もう1枚くださいと言われました。
その内容は言語習得のプロセス・・・ちょっと硬い文章ですが、、、
テーマ活動を通して、ラボのCDをよく聴いて、感じて、心に発するイメージを交換しながら物語の理解・表現が深まっていくプロセスと、英語(外国語)理解・英語表現がクリアになっていくプロセスは同時的であり、さらには相互作用的であり、生き生きとした循環関係にあります。
ことばを理解すること、語ること、表現すること、獲得していくこととは、即ち物語を理解すること、語ること、表現すること、その世界で遊ぶことなのであり、逆もまた真なり、なのだということです。
テーマ活動はことばについていえば豊穣なインプットの活動ですが、同時に比類ないアウトプットの活動でもあるのです。
そして状況に応じて必要なことばをアウトプットできる力を総合的に育む活動なのです。
最近間違った方法での早期教育(フラッシュカードなどでの暗記を小さいうちからすること)によるの問題が出ています。
意味のない単語を機械的に暗記することの危険が社会問題になり始めています。
現在「心」「ことば・言語」「声に出す事」「表現力」あるいは「物語」「神話」「乳幼児」などが時代のキイワードとして浮上し、脳化学、言語学などの分野からも、子供の教育に関わる積極的な提言も目にするようになりました。
一昨年の長野で行われたフォーラムでも話題になったように、時代はラボのような活動を教育界全体が待望しているといった方向に来ています。
外からみると一見遊んでいるようですが、物語の中で遊ぶということは、これだけ深い意味があり、言語習得の一番いい方法なのです。



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