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エレベーターで見知らぬ人と二人だけで
乗り合わせたりすると、ちょっと緊張してしまいます。 日本人は、他人同士であればダマッテいるのが普通ですから。 急にお腹の虫がなったらどうしよう・・とか、早く着かないかなーとか・・電光が自分の希望する階まで移動するのを、眺めてる感じです。 欧米の方は,エレベーターの中でも二人以上いれば会話が無いのは 不自然だという感覚なので、初対面でも声を掛けるのが普通です。 あなたに何の敵意もないですよ。とアピールする効果もあるようです。 ある朝,まだ夢の中にいる家族はそっとしておいて、 海岸沿いを散歩しようと部屋を出た私はエレベーターを呼び 乗り込むと,途中から中年男性が一人乗ってきました。 とりあえず、”Good Morning!"と朝の挨拶を一言・・ (これは最低でも言った方がいいですよね) あちらも,”Good Morning!"と二コリ。 さあー,これから一階までダマッテやり過ごすか・・それとも・・ 意を決して,頭の中をフル回転させて作文し、 “いつも,こんなに早くお目覚めですか?”てな事を言ってみると あちらの顔もぱっと輝き,”今日はたまたま早く目が覚めたんですよ。”と答えてくださった。 しどろもどろのつぎはぎ英語ですから,会話が弾んだとは言えませんが、二言三言会話して、エレベーターは無事一階へ ”Have a nice day!"と声を掛けてくださったその紳士に、 私も”Thank you,you too!"と・・ 英語ぺらぺらな方には,お分かりにならないと思いますが、 初心者には通じたことが嬉しいものです。 旅の楽しい思い出は滞在中たくさん増えますが、 帰国してから日常ふとした瞬間によく思い出すのは 人とのふれ合いのエピソードです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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