2009/10/12(月)15:35
ミステリー小説講座2009(その1)
読売新聞主催、江戸川乱歩フォーラム2009『ミステリー小説講座』。
行ってきました!
会場は今年も立教大学。
蔦の絡まるレンガ造りの建物が、江戸川乱歩を思い、日本のミステリーを考えるひとときによく似合います。 こちらは礼拝堂です。
楽しみにしていたその日がとうとうやってきました。
14時開演、13時半開場、との案内でしたが、そのだいぶ前から講堂への列ができていました。
私がどのあたりにいたのかは…内緒!
かなり早めに並びました、とだけ書いておきます (^_-)
会場では、演者の先生方の著書や関連書籍の販売があるということでしたが、私は今年、どうしても北村先生のサイン本がほしい!と思ったのです。
昨年も、近作の御本にサインをされたものが、十数冊ずつ販売されていました。かなりの限定数です。
北村先生。先日、直木賞をお取りになりました。
作品は、大好きな<ベッキーさんと英子ちゃん>シリーズの完結編です。
その作品『鷺と雪』に、サインがあるといいなぁ。
先の2作は文庫本で揃えましたが、そうなったらもう、版型が揃わずとも、単行本で買わせていただきます。
会場に向かう私は、先日から『街の灯』を読みなおし、文庫化されたばかりの『玻璃の天』を読んでいるところ。
舞台は戦前の東京です。主人公の英子ちゃんが、乱歩作品に思いをはせるシーンも何度もあります。
すっかりムードできあがり、です。
予定の時刻より少し早く開場になりました。
受付を済ませ、ホールに入らず販売コーナーへ。
ありました!
願いどおり、北村先生のサイン本は『鷺と雪』。
迷わず購入しました。 鷺と雪
ほかに、先生方の著作とあわせて、この講座の開催に協賛している立教大学の<江戸川乱歩記念大衆文化研究センター>の研究誌や、乱歩作品なども販売されています。
2004年、池袋東武デパートで催され好評であった乱歩展の図録がありました。写真がたくさん入っているきれいなパンフレットでしたので、それも購入。
丸善の袋を抱いて、会場へ入りました。
ステージの上には、ゆったりした椅子が3脚とそれぞれに小さなテーブル。お水のボトルが用意されています。
いまからあそこで、お話が始まるのですね!(つづく…)