カテゴリ:プリザーブドフラワー作品集
昨年末は、親しい方の親御様、親戚の人が、例年より多く、亡くなりました。 テレビのニュースでも、年末は訃報が多かったように思います。 ここ数年、お香典をお渡しするときに、いつもお花を添えます。 遺族の方にとって、気落ちするまもなく葬儀などの細かい作業に 骨折れることが多いですが、 49日を過ぎて、不思議と心が落ち着き、ご仏壇に手を合わせると やっと、なくなった方との会話が心の中で始まるときがくると思います。 わたしの場合は、母と、父をもう亡くしているので、近親者をなくされた 方の気持ちが前よりもすこし、わかるようになりました。 また、お香典をお渡しするまでもないけれど、気持ちを伝えたいという 方からの注文を、お受けすることも多くなりました。 そのようなお花は、できるだけ小さくて、枯れてしまわないように、 プリザーブドのアレンジ、あるいはアートフラワーでおつくりしてます。 なくなった方と心を通わせるように、作っているときは、こちらのほうが 気持ちが静かに落ち着いてくるから不思議です。 なくなった方は、生きている、残された人の人の幸せだけを考えているのでは ないかしら。 仏様は、本当に心がひろく、慈悲に満ちていると、考えるほどに思います。 そう思うと、血縁の人々や、ご縁の会った方との関係が、なくなったあとも ずっと続いてると思います。 生きてる間にも、争うなんてもったいないことですね。 これは、小さめの仏壇にでも入るくらいの さりげないアレンジです。トップの部分には、写真をはさんで飾ってもらうことも できます。仏花らしくないので、普通に飾ってもいただけます。 お若い方が惜しまれてなくなってしまったときには、もうすこし華やかに、ずっと 飾ってにぎやかにしていたいというご要望で、アートフラワーのお花を左右対称におつくりしました。
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Last updated
2007.01.16 09:28:53
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