カテゴリ:本
『女性の品格』という著書が売れていると 今日のニュースでいってました。 坂東真理子さんという昭和女子大の学長をされてるかたの。 まだ読んでないのでなんともいえませんが、拝金主義や男性社会の後追いよりも 女性は回りに配慮したり、きちんと挨拶をしたり正しい言葉遣いを。少しずつでも 成長を重ねていこう。 そういう内容みたいです。 「品格」といわれて、真っ先に思い浮かんだのがこの本。 山本ふみこさんの『暮らしのポケット』「少し」の生活をたのしむコツ(大和出版)です 熊本日日新聞に連載されたエッセイをまとめたものですが出版されて もう数年になるでしょうか。 たとえば、飼い猫が取ってきてしまった すずめの傷を手当てしてやり 自然に戻してあげたり、 毎朝会う、白い杖をついた婦人を、子供を乗せた自転車を引きながらも 安全に道案内してあげたり、 わたしには真似できないけど、人間としてこういう心を失わずにいたいと いつも思わされる本です。 「忙しい」っていわない。とか、「かわいそう」っていうくらいなら、何か手伝う。 とか、そういういさぎよい姿勢も、憧れです。 毎日の家事にくたびれたときは、この本を読んでます。 上の「女性の品格」という本が外なる品格とすれば、この本は、内なる品格を 育てる本というのかな?「主婦の品格」かな? 憧れには、ずっと思いつづければ、近づけるはずだと思って 時々この本を手にとるのです。
Last updated
2007.05.23 09:36:50
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