389103 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

盆栽教室・櫻苑のブログ

2011.01.09
XML
カテゴリ:盆栽 bonsai
大雪の日に、お母様と一緒に盆栽体験にこられたL君。
春休みに海外へホームステイの予定があり
日本文化を学ぼうと来てくれました。

「日本文化」って一言にいってもたくさんあるよね。
お母様と三人であれこれ日本文化を挙げていく。
お茶、、お花、お庭、、芸事や、武道、料理。俳句。

その全部に共通してる事柄ってなんだと思う?
う~ん。なんだろうと考えるL君。

おっきくいっちゃうと、季節なんだよね。
日本人って、すごく季節の変化に敏感で、生活の中に
いつもその感覚を生かしてきた人たちなの。

日本人みんなが、共有してきた大きな文化が、日本人の美意識と
季節感なんです。

それが凝縮しているのが、「歳時記」っていう本。
時々、読んでみてね。

私の大好きな愛読書、水原秋櫻子先生編の「俳句小歳時記」をおすすめしてみました。
まだちょっと難しいかな?

さてさて、体験教室は 苔玉ちゃんか、小さな鉢のミニ盆栽、どちらか選んでいただきます。

Lくんは、苔玉、お母様はミニ盆栽を選ばれました。

苔玉用のケト玉を作っているようす。

もともと生き物、虫、植物が大好きなL君。ご家族と阿蘇、九重に季節ごとに
出かけて、自然をとても身近に感じているようです。
土を触って、一生懸命、つやつやになるまでこねて、、

KC3X01140002.jpg

よおし、やるぞう!と迷いなく、赤い実のかわいいピラカンサを苔玉仕立てにすることに。

お母様は、姫エゾ紫ツツジを選んで、斜幹に流して植えることにしました。

根をほぐす時に、私からお母様へ、「この苗に気持ちを添わせてみてください」といったのを
きいたL君、
何も説明しないのに、髪の毛みたいだな~。そうっとそうっとといいながら

「だいじょうぶ?痛くない?」とピラカンサの根にやさしく語りかけました。

植物は本当に人の心がわかるみたいなのです。
L君は、夏休みの自由課題で、カイワレを種から育ててみました。
ひとつには、毎日話しかけて育てました
もうひとつは、話しかけずに育ててみました。
そうしたら、明らかに成長に違いがあったそうです。
話しかけないで育てたほうは、最後は枯れてしまったそうです。

私が子供を好きな理由は、こういうところです。
本当に尊敬します。子供がまっすぐに育つと、こんな風に、自然の営みを言葉で説明
されなくても、本能で知っているようなところがあります。
L君の中に、自然の神様をみた一日でした。

KC3X01170001.jpg

でき上がった苔玉に、糸で苔を密着させて、みずやりの方法、管理方法を勉強します。

L君、「じゃあ、春と秋は、あの明るくってよく見えるところにおいて、
    寒い時と暑過ぎるときは、あの、三角のところに置こうか?」
お母様と相談しています。

 きっと大事に育ててくれるでしょう。おうちで育ててる生き物に、この盆栽たちが
くわわって、、
 大事にされているペットがかわいくて、かわいがられている子供がいい顔しているように
たくさん話しかけてもらった盆栽は、とてもいいものになります。
 
 盆栽は、作り手、育てて手を映す鏡のようなものだといわれます。
 私も本当に、勉強になりました。L君、また来てくださいね。

KC3X0128.jpg










Last updated  2011.01.09 16:51:03
[盆栽 bonsai] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Profile


lacerise

Category

Free Space

てのひら盆栽教室 櫻苑ホームページアドレスはホームページへ戻る

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

●くらしの素敵なエッ… kyoko *さん
ぷちがーでん れんげ^^さん
花の子たまたま 楽… 花の子たまたまさん
ほしがり姫の1年中ガ… ほしがり姫さん
mari`s すけっちのぉと 遊牧民mariさん

Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.