2011/11/21(月)23:19
北京・故宮博物院展の宝玉盆栽
あさってまでの、福岡市美術館の展示会「北京・故宮博物院展」を見てきました。
会場はものすごい人だかり、、。
小柄な歴代のお后様たちの衣装、身の回りの調度品、、、
なかでも面白いものがありました。
清の時代の、ガラスや天然石でできた 盆栽です。(Miniature landscape)
「アレキサンドライト製梅盆栽」は、梅の花びら一枚一枚がピンク色のアレキサンドライトで細工してあります。
「ガラス製ハクモクレン盆栽」。
花びらはガラスで繊細に作られています。
どちらも、下草が細かく生えていること(もちろん、造作)。下の岩も、琥珀の山石、ラピスラズリの庭石を配してあります。
よくこんな繊細なものをずっと保っていたなと感心しました。
樹形も盆栽らしく作られています。梅の幹も、うろのようなものがみえて古さがわかる作りになっています。
写真は完全なレプリカのお土産物です。全然別物。
あれがみれてほんと、面白かった。