琥珀色の血液

2005/03/07(月)00:34

川久保賜紀

音楽(16)

仕事が絶不調。 現実逃避気味に銀座の山野楽器でCDを漁る。 川久保賜紀が2002年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位をとった時のライブCDがあった。 そういえばこの前の川久保賜紀の演奏を聴くことになっていたのに、本人の体調が悪くてキャンセルになったのを覚えていた。彼女の演奏のCDは持っていなかったので購入。早速ローレルの中で聴いてみる。 自分が好きである、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲やツィゴイネルワイゼンが収録されているのだが、特にチャイコンは良かった。今まで聴いた演奏の中でもかなり好みに近い方だろう(といいながら自分の好みがうまく表現できないのだが)と思う。 最近耳にした特に日本人のソリストによる演奏だと、特に第3楽章のスピーディに畳み掛けて欲しいところで妙にスローだったりしてそれがどうにも、、、と言う感じだったけど、この辺のテンポがすごく良かった。 ツィゴイネルワイゼンはイマイチかなぁ・・・。 CDを買った際に「ぶらあぼ」をもらってきて中身をみてみると、リー・チャンユンのリサイタルが予定されているとのこと。 リー・チャンユンは中国で期待されている若手のソリストで、「北京ヴァイオリン」では実際の演奏も彼がしているし、彼自身映画にも出ているのだ。 去年彼の最初のリサイタルを聴きに行ったのだが、その技巧には素人の自分でも震えが来るくらいだった。あの感覚を是非また味わいたいものだ。予約開始日にはまだ間があったのでとりあえず携帯のスケジューラには入力しておいた。

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