エンジョイ!島ライフ

2012/02/28(火)22:59

防衛相と硫黄島

島の文化(105)

普天間協議で沖縄を初訪問した田中防衛大臣、沖縄県の仲井真知事との会談の中で 珍妙な発言があったとニュースになりました。知事に「もう何度か沖縄にはみえておられるんですか」と尋ねられ焦ってしまったのか…「あのう、まあ、沖縄は…石垣島は毎年1回ほどですね、まあ家族と同行しながら伺っておりますが、大体あの、水族館だとか、ああまあ、イオウジマだとかまあそういうところまで出かけましたけども」と、このような内容でした。 かつての激戦地・東京都(小笠原村)の硫黄島とどこか他の島を勘違いしているのではないか、防衛相がそんなことでどうする!と、ネット上では気の毒なくらい叩かれていましたね。私も最初ぎょっとしましたが、小笠原の硫黄島であれば現在呼称は「イオウトウ」で統一されていますし、大臣がおっしゃりたかったのは鹿児島県の薩摩硫黄島、もしかすると長崎県の伊王島かもしれません。 硫黄島の平和観音像('06年6月撮影) それよりも今回の件で、小笠原の硫黄島には駐在の自衛隊さん以外に住人がいないこと、一般人は立ち入れないこと、遺骨収集や遺族による墓参が続けられていること…などを、意外と多くの方がご存知なのだと知って少しだけ嬉しくなりました。田中大臣にはすみませんが、こんなきっかけでも世間が硫黄島を思い出してくれるのは悪くありません。硫黄島については知人のブログ「OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)」で詳しく紹介されていますので、興味のある方にはぜひご覧いただきたいと思います。 ★新品★【78%off】【洋画DVD】硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回...価格:890円(税込、送料別)★ ★ ★ 今日の一品 ★ ★ ★まだ観ていない方はお安くなっているこの機会にぜひ。悲惨なシーンもありますが戦争映画というよりは人間ドラマです。渡辺 謙さんが苦悩の司令官・栗林中将を好演されています。by FALO楽天市場店ランキング参加中!にほんブログ村

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