2008年05月の記事一覧 | れですも色々

迷惑だよなあ

船場吉兆がお客の食べ残しを別の客に出していた話だが。あんな自称高級店でそんな事をするかねしかし。うちみたいなしょぼい店でもそれは絶対にないぞ。当たり前だけど。宴会で準備はしたものの結局出さずに残った肉を自分達で食べたり手伝ってくれた人と片付けるくらいなもので、もったいないなあと思いつつ残されたものは全部廃棄するのが当たり前だろうと。特にうちの店の場合、下げた食器の行き先と調理場がちょっと違う場所にある上に調理場-肉切るところ-がお客の目の前なので物理的にもそんな真似はできないんだけどね。この構造は店を移転する前からそうで、考えてみたら頭の誘惑-と言っても私らは一度も考えたこともないけど-を消し去るのにも有効なレイアウトだなあと。吉兆のように接待に使われるような店じゃないから、よほどじゃないと残したり手つかずなんて事はないから余計だが。どう考えてもその注文は多すぎると思ったらちゃんとお客に言うしね。それにしてもこれは外食産業全部にとってもマイナス印象になる話で、それでなくとも物価値上がりで一番先に削るのは外食になるのが目に見えているのに、潔癖症な日本人がこんな話を聞けばそりゃあ外食に腰が引けるよねえ。刺身をもう一度直して出したり、焼き物を暖めなおして出したりなんてそんな事をすれば味も何もないだろうと思うのだが、高級といっても食べ物屋のプライドないのかな。

さすがに

資源がなくカロリーベースとはいえ食糧自給率半分切ってる日本で昨今の物価高を政府のせいだけにするのは無理がありすぎだろJK国土が小さく道路網が発達し、またインフラが整備されている日本のような国はそれなりのコストもかかっている。コストってのは作り上げるだけではない運用整備の事も言うんだよ、普通。で、夜の夜中にその気になれば寿司やステーキや焼肉食べられるんだ、この国は。勿論ガソリンも入れられる。日本中24時間どっかで電気がついてて水が出る。それらをいつ誰が動かしているか、そして人件費が安くはないこの国で24時間誰かが働いているということはどういうコストになるのかそれくらい考えれば世界中で起きている食料品の暴騰や国によっては金があっても手に入らない可能性すらある現時点で、何だかんだ言っても国民所得の比率からいってよくやってる方だと思うよ。確かに物価は高くなった。私の商売のように値段上げれば即客足の心配せねばならん零細飲食店にとっては個人的には大きな影響はある。だがその私の事情と公の状況をよくよく考えれば、大変は大変なのにその大変のレベルは実のところえらい高い水準なんじゃないのかと。毎月ひぃひぃ言いながら碌に休みもなく営々と働いてはいるけれど、しかし電気水道ガス代全部払っておまけにネットやって食べていける。お国その他も払っただけのインフラを提供してくれている。ついでにこんな勝手ほざく自由はある。40数年前小学校に入り給食が始まった時、私は出てきたパンもマーガリンも食べられず残してばかりいた。一応虚弱児だったので残すこと自体は傷痍軍人だった先生も黙認してくれていたが。しかし殆ど丸まんま残し続けていることには子供なりに罪悪感もあった。少しすると近くの席の子がおずおずと「ねえ、そのパン貰っていい?」と言ってきた。私にとっては渡りに船、喜んで毎日全部上げていた。今のようなパンじゃない、思い出しても嫌になるようなぼそぼその小麦粉からして屑のようなそのパンをその子は毎日貰ってくれた。しばらくしてその子が遠慮がちに「うちにこない?」と誘ってくれた。当時から私は鍵っ子で、それは生後11日目からだったから自分は寂しいと思ったことはなかったが当時兄弟が入院していて私は帰っても暗くなるまで一人だった。その子にしてみれば可哀想だと思ってくれたんだろう。校門を出るとその子の兄弟が待っていた。「パンは?」「パンは?」と聞いている。当時はタイツに継ぎ当てしているくらいは当たり前な時代だったが、しかしその子達の服装はその頃にしても本当に見たこともないものだった。家について中に入るとそこはまるで当時の石炭庫のようだった。冬とはいえ昼間でも暗く、窓は一つだけで電球は裸のが一つだけ。家のまん前にどぶのような側溝があり、そこにはネズミの死骸が干からびていた。うちだって両親共に働いてようやくだったと思うのだが、しかしあの光景は初めてみるものだった。そこのうちのトイレが使えず、帰り道の原っぱで用を足した。#私は生まれついてからずっと水洗トイレだったので何も判らない子供だったのだが、しかし自分のうちとは違う家もあるんだなとおぼろげながら判ったことだけは覚えている。その後中学に入った後、今度はこの体験の逆バージョンを見ることになる。どこのうちもうちより小さい家はなく、それまで聞いたことも見たこともない食べ物や家財道具をみた。#豚肉のベーコンとかピザパイとか家の中にあるグランドピアノとか部屋ごとにある電話とかお手伝いさんとか#当時の地方都市としてはかなり上流改めて意識をしていたかと問われるとその自信はないけれど、しかしあの思春期に桁違いな金持ちの家ばかり見させてもらっても別になんとも思わなかったのはやはり小学校の時この目で見たものを記憶はしていたのだろう。上とか下というだけではない「違うんだよね」という実例を見たってのは今にして思うと私にとって得がたい経験だった。この金持ちばかりな同級生にある時「うちの親喧嘩ばっかりしてとばっちり食らうのが嫌なんだよね」と愚痴ったら。「親が喧嘩するだけいいでしょ」と言われたのにはびっくりしたが。聞いてみると両親共に忙しすぎて毎日お手伝いさんの顔は見るが二親とも喧嘩するヒマどころか1週間ほど顔見ていないらしい。なるほどそれぞれで色々あるもんだなあと。

ほほえましい

そろそろうちのお客さんにも新入社員を連れた方々が見えるようになってきた。別にこの会社は大手だから、中小だからとかそういう目で見ているわけではない-そもそもうちはあんまりお客の素性を詮索しない-が、やはり連れておいでになる方々の普段を見ているときちんと釣り合いの取れている新入社員が配属されているんだなあと思った。先日みえたのは新入社員連れた中間管理職+その部下2人+新入社員。新入社員さんは座る場所を違わず一番出口に近い通路側に座ろうとしていたが、他の3人に促され中間管理職のお隣上座へ。焼肉屋なのでまずはビールと年かさの方が注文しようとして新入社員さんに｢無理して呑まなくていいんだからね」と言っている。ビール4つ運んでさて乾杯したところで上席の方が新入社員に「膝崩していいんだぞ」と。その通り膝は崩したものの、最後まで上着脱がずネクタイ緩めずにこにこと上司の頼んだものを食べていた新入社員さん。皆様本当に折り目とけじめと間の取り方が絶妙で私つくづく感服しました。いやほんと、久しぶりに見ましたわ。正月並みのスケジュールですっかりうんにゃりしていた心が晴れた気がします。まだまだ日本は大丈夫だあ。

わっはっは-流石南朝鮮

ここんとこの世界情勢、特に経済環境は日本が小さな政府を目指し始めたと同時に地球も小さな星を目指さねば共倒れになるんだよなあと思えるんですが。その歴史のターニングポイントに生きている実感こそ遠いけれど、感覚としては大変換期に入った気がしております。そして先日の聖火リレーでは「おお、南朝鮮は実はまともな民主主義国になっていたんだなあ」と見直したものですが、案の定というかやっぱりなというか。米ナイキ視察した議員が女性像の胸や局部を…そういや島根県庁に刃物持ち込んで自傷した南朝鮮議員もいましたな。記事は朝鮮日報ですから「文化の違い」で纏めようとしていますがお前それはダメすぎだろうよ。議員も議員で「文化の差異で～」「本意ではなかった～」と言い訳していますがこんな下品で原始的欲求でしか表現できない行為が本意でなければ本能かよと。でもね。こういう報道がきっちりなされる南朝鮮ってのは日本よりはマスコミの程度は上なんですよ。日本の議員が外国でやらかした事をきちんと報道するメディアはまずない。BSEの検証に米に行った民主の山岡が自称とは違いほんの30分通りすがっただけで、日本に戻ってBSE現地視察の急先鋒になりおおせたなどと日本のマスコミは絶対に書かない。

支那経済悪化表面化

経済カテゴリじゃなくセキュリティカテゴリに入れているのはここをお読みになる方ならお判りだと思うのですが。“潮目”が変化　中国経済スローダウン勿論どこの国でも経済が悪化すれば国情悪化するのは当然なのですが、支那の場合はその経済構造、そして経済を支える構造からして土台があってないようなものでして。つまり国家統制による統計数字のあやふやさから始まる「本当にその数字は正確なのか」という根本の疑惑と、経済の潤滑油とそして信用の裏づけとなる契約概念を本当に支那及び支那人民が理解しているのかということからして危なっかしいんだと。じゃあどうやっておおよそでも内情を掴むかというと大変煩雑な作業になりますが、支那と貿易している諸外国、それも先進国の公表している数字をつき合わせるしかない。貿易数字と支那の公表している数字が合っているのが本来当たり前なのですが、何せ支那ですから中途でどっかに吸い込まれている分が通常の誤差とか手数料とかのレベルを超える。インフレの激しさや都市戸籍-共産党幹部とか-と農民工の差とか都市で働く農民層が春節で田舎に帰ってその落差に気づくとかまあ色々あるんですが、私の見るところそろそろ彼らがその大きな差に気づいている頃なんですね。五輪準備で集められた農民層は不要になったら放り出されるんですが、彼らがいくら無知とはいえその頭と目で見た歴然とした差が支那全土に広まるちょうどいい頃合ってことです。ちょっと前（確か2.3年前）から支那経済ヤバイよぉと言い続けてきましたが、何がまずいといって本当の意味で支那を支えている農民層-国内奴隷-が目覚めるのが一番ヤバイ。数というのは重要なファクターですしね。ここで五輪が開催される。五輪後の経済悪化を阻止する為に間髪入れず上海万博があるんですが、こっちの方が準備段階からしてやばそうな。薬が効いてきて椅子から転げそうなのでとりあえずここまでにしますが、マスコミがこう書くというのはアリバイ作りの他にマジでやばいというのも事実ですわ。但し支那自身はこのままソフトランディングしたいからこれはこれで悪くはないんですけれど、しかし圧倒的な数を占める農民層や景気が上向きな前提で投機投資している連中がそれで納得するかというとそこが一番問題ですよね。

仕事してから

文句言え>共産党除く野党のバカ議員どもは。個人的にこのGWに一日の休みもなく働いているせいもあるんだが、仕事もせんで威張りくさるってのは一体どういう神経だｺﾗ反対なら反対でいいし、この際だから小泉安倍政権時にお前らは一般財源化反対してたのも棚に置いてやるけれど、だけど仕事場放棄した挙句日切れになったものを憲法通りに再可決するのが気に食わないなら正々堂々議場に入って反対票入れろや。反対はしませんでしたよと地元に媚売るつもりだろうがそうはいかん。国費費やして時給も安くもないのにさぼった人間が大声出して言いたい事言って自慢気に人前で語るのを恥ずかしいとは思わんのか。こういうどうしようもないさぼりに対して歳費返還請求できないのかね。義務と権利は釣りあわねばならず、釣りあうように努力するのも大人が子供に見せる大事な教育ってもんだ。反対も文句も言えて対案も出せる立場にいてからに何もしないでぎゃあぎゃあ騒ぐのが議員の仕事なのかよ。せめて議題になりうる対案出せよ。そして国会には出ろよ。お前ら本当に教育問題語る資格ないわ。あー恥ずかし