れですも色々

随分前からここで私は氏ね支那経済の危うさや統計情報への疑いを書いてきた。

何故なら共産主義に代表されるイデオロギー優先主義と独裁制の特徴がそうなのでね。

歴史が証明しているし、現状でも特亜の今がそう。

何故彼らが捏造するのか、捏造と知りつつ強弁し、強弁公開のせいで更に捏造するという悪循環に陥るのかは鶏と卵のようなもので、手っ取り早く言えば絵空事で国を運用しようとしてるからだと。

ソ連が崩壊したのはまさにそれで、統計上、帳簿上はあるはずのものがない、更に言えばアメリカとNATOの連携で軍事上の賭け金を吊り上げたことによりソ連は自壊した。

で、ここへ来てようやく支那自身がその構造上の弱点である軍閥=人民解放軍=地方閥=WW2前の匪賊馬賊の統計情報のいい加減さを公表した。

中国各省のGDP総計が、国家全体のそれより高い珍現象

支那は報道管制国なのでこうして公開された情報は国家機関の承認済み。
つまり公開しなけりゃまずい事態に陥っているということ。

すぐ消えるので引用↓ここから

2007年1月19日、中国各省のGDP（国内総生産）の総計が、全国のGDP総数を数兆元（1兆元は約15兆円）も上回っているという。しかも各省のGDPの伸び率のほとんどは、全国の伸び率より何パーセントも高いという、異様な統計結果が報告されている。

中国統計局は、各省のGDPをなるべく早く正確に見積もって、長期にわたり食い違っていた2つのデータを一致させることにした。「もしGDPに2つの結果があれば、いくら解説しても統計に問題があることは明らかです。GDPのデータを一致させることにより、初めて統計の権威を高めることができます」。国家統計局の謝伏瞻（シエフージャン）局長は、18日に行われた全国統計会議にて、各省と自治区、直轄市の統計局局長にこう語った。

国民経済の総合指標として、GDPは中国で常に注目されている。北京大学中国国民経済核算研究センターの蔡志洲（ツァイジージョウ）研究員は、「国、省、市それぞれ自分なりのGDPを統計すると言う制度の下で、各地のGDPは地方政府の意向に左右されやすいものです。特に投資において政治業績を考えると、どうしても高く見積もる傾向があります」と、データ不一致の理由を説明した。

引用↑ここまで

見出しだけを見ると誤差の大きめかなと誤解しかねないが、中身はびっくり。
数兆元ってあんた（絶句

3兆元として45兆円、5兆元として75兆元。
どっちにしてもそこら辺の国10個とか20個分、経済大国日本の国家予算分前後の誤差ってなんだよと。

なんつーかね、統計の大切さとか統計情報というものがどういうものなのかという肝心の科学的事実よりも「これっくらいで間に合うかね」な丼勘定ですか。

隣でほんの60年ちょっと前に統計情報軽んじて国が危うくなった日本っつー国があるでしょ。

おまけにいかにも支那人らしいのが。
「統計情報を一致させる」←この言い回し
統計情報ってのは一致させるものじゃあないの。
一致させる為に数字合わせるんじゃあなくて先に事実だけを数字にして上げればいいの。

後は足し算なんだからさ。

民主主義じゃないから選挙もないしいい加減な統計情報しかできないってのは、これは実は国家としての信用問題も出てくるんですわ。

だって本当はいくらあるか、残高はどうなのか把握しているもんだかできていないもんだかも判らないんだもの。

足し算のもとになる数も数えられない国に金預けますかね。
投資しますかね。

ところがやっぱり外国資本は欲しいようで。
中国成長率「８％前後」人民銀行が０７年政府目標発表

ﾏﾃｺﾗ
そもそも公表されているGDP数値からして怪しいのにどうして成長率の目標ができたり昨年度成長率が公表できたりするんだ('A`)?

これはねえ、本当に支那ヤバイよ。
俗にいう大本営発表という奴で、真正な数字がなく、基準も定かじゃないのに成長目標だけは細かく設定するのは本当に怪しい。

詐欺会社のパンフが妙に数字上げてグラフも綺麗に右肩上がりになっているようなもんだな。

ごく普通に考えて食料資源を輸入しなきゃならず、環境破壊もインフラ整備も全く手つかず放置しなきゃならん現状な支那が更に正面軍事装備拡充して、どうやってGDP成長をこれだけ持続できるのかと。
いや、GDPそのものが上がるのはまだいい。
しかし消費分差し引きした実際の残り、つまり正金残高は本当に大丈夫かの。

さっきも書きましたが。
統計という数字、つまり事実を軽んじると国がこけます。
本当に地味な作業ですが、国の根幹なんですよっと。