れですも色々

昨日、2007年4月12日は後世に激変の始まりと記憶される日になるやもしれないね。

マスコミはインドの首相の国会演説は報道放映せず、国会議員どももインド首相の時は核を理由に欠席しておいてからに支那の首相演説には犬ころのようにはしゃいでいるが。

同じ日に大変面白い動きがあった。

まず
日米豪の外務・防衛当局、初の局長級協議開

日米同盟に加えて先日の日豪安保宣言に基づいた2+2→3+3への変革ですね。
それに加えて来週からの日米印の軍事演習と。

海洋同盟の実質的なスタートです。

これに将来的に小泉前首相が種蒔いた中央アジアとの連携も加われば中々興味深いお話になりそうです。

そして
安倍首相の台湾独立反対表明“拒否”、現地メディアが評価

ややこしい見出しですが。
本来の意味での筋を通すのなら日本が戦争していたのは場所は支那大陸だが相手は支那国民党（蒋介石）であり、毛沢東なんぞは散々逃げ回った挙句重慶延安に閉じ込められ、国民党の腐敗もあいまってWW2後に国民党を追い出して1949年に支那共産党政府を樹立したものでして。

それ以前に台湾は清朝から「化外の地」とされていた事実（満州もね）を考え合わせると、国家継承の観点から言っても筋も何もおかしいのは支那の方で。

つまり日本が敗戦国となったWW2後、戦勝国側にいたのは国民党の方でして。
別に支那中共に負けたわけじゃない。
だから戦時補償を支那中共が求められる訳がない。

だってそんな政府はなかったし国ができたのも1949年ですから。

しかし田中角栄の日中友好条約により日本もこの妙な筋を認めた事になってしまっている。

妙な筋に対抗し、それ以上物事が捩れないぎりぎり限界で現状のように実質友好国ってのが現実解でしょうね。

そして
インド、新型ミサイル発射に成功　中国の一部都市も射程

報道は13日ですが、実験は12日。

北京に届くかどうかはあんまり問題じゃありません。
大問題なのは三峡ダムに届くかどうかって事だと私は思います。
いや普通届くように開発しますわな。

ま。三峡ダムだってあの作りと地形じゃ底に泥砂が溜まってどうにもならなくなるのも時間の問題っすけど。
構造地形に関してこの辺で書いたはず

えっ?
三峡ダム壊れたらどうなるのかって?

それはそれは大変なことに（棒読み
ソウル北部にある金剛山ダムと並んで「やばいよやばいよそのダム」ですわね。

当然ヤバイのは軍事的にもです。
確証ではないですが、三峡ダムが何らかの都合で破壊しちゃうと支那のご威光の大半を占める核ミサイルにも影響はなくはないはず。

最後に国内
国民投票法案、与党修正案を可決　衆院委員会

護憲護憲と唱える方々は現状の憲法の不備に関してだんまりなのはここでも書いたけれど。

民主党もおかしな党で。
マニフェストとやらで以前張り切って書いていた憲法改正に関しての主張と自分らの案忘れたかと。
お前ら選挙の為に政治やってるのかと。

サンセイのハンタイなんざバカボンのパパかと。

もう一度書くが、今の憲法96条は不備なの。
空文化している憲法を機能させようやというのが国民投票法で、何で「護憲派」がこれに反対するのか考えてみると彼らの脳みその巻き具合もよーく判る。

お前ら憲法守りたいんじゃないんかい。

物事の反面にある事情を自分に都合が悪ければすっ飛ばして妙な宗教みたいにハンタイハンタイ言いたいだけかと。


とまあ以上国際関係、国内と大きな出来事が一気にあった日ですね。

さりげなき一日なれど日の本の節目となれり春の陽のごと　byれですも

追記
コメントの指摘により重慶と延安の間違いを訂正（ありがとうございました
重慶に押し込められていたのは国民党軍ですわ