れですも色々

一般的に思想的背景があるものをテロ行為と見做しているようだが、しかし無辜で無防備な相手を一方的に暴力で殺傷するのもテロではないのかと。

米ヴァージニア工科大学の事件は犯人の国籍がようやく明らかになったが、米マスコミの論調（Web上ですが）も大規模殺傷事件というよりはテロに近い殺戮事件として報じている。

未確認だがホロコーストを生き残った教授も犠牲になったのではという報道もあり、ある種の感情の増幅も今後予想されるけれど。
Liviu Librescu-Wikipedia

しかしわざわざよりによってUSで銃乱射事件を起こすってのはある意味自爆テロで、しかも経過時系列を見ると何というか騒擾効果を狙っているとしか思えないようなやり方で、これはどうにも腑が落ちない。


日本でも公人が銃撃された。

背景も明らかでないうちにマスコミがこぞって被爆者団体のインタビューを撮って報道していたのは一体何なんだと思うが、確かに長崎市は原爆を落とされた市ではあるけれど、それはあまりに短絡な報道姿勢というもので、このようにして印象報道というのはなされるのかとNHKを見ながらがっかりしていた。

NHKに限らず報道している人間が客観的かつ冷静とはとても思えない口調言動だったのも気にかかるところで。

口に出す前におのれが何をどう発言するのかしたいのか一旦脳内できちんと文章にせえと。

日米共に矛盾軋轢があるにせよ（そしてこの不整合もある意味民主主義の特徴）法治国家で民主主義国、おまけに経済的にも世界水準の上位にある国であり、テロ行為を自国民が自国民にわざわざ起こす要因は極めて少ない。

#勿論日本では赤軍派が国内国外で引き起こした事も過去にはあったが、それが日本国民の大多数に影響があったかといえば、逆作用であった。
#それらの生き残りが所謂「反日勢力」

ここのようなチラシの裏の日記で、人様が不本意な亡くなられ方をした出来事を書くのは非常に憚られる。

なのでこれまであまり書かずに‐というより書けずに‐いた。

流石のマスコミも冷静な事実報道はするんじゃないかと思っていたけれど、どうにも日本のマスコミを見ているとこれもどうしたものかと。