れですも色々

自民党はまた昭和に帰る。

自民党総裁選へ立候補するという福田氏に関する過去エントリにもあるが、私は今夜（昨晩）TVに麻生氏と福田氏双方が出た時に何故司会者はテロ特措法について聞かないかこれが心底不思議だった。

複数局見たが誰も聞かない。

何故なら公式には安倍総理はこれこそが日本国総理大臣の首賭けて通さねばならない法律だとしているわけで、事実その内容は私も総理が首賭けなきゃならないものだと思っている。

何故マスコミはこの一点だけに絞って聞かないのか。
聞けない理由‐例えば国民視聴者がテロ特措法の真実に気付いては困る‐があるからではないのか。

派閥の長が集まって適当に総裁決めるなら昭和の頃の料亭政治と何も変わらん。
一年生議員も数頼んで、頼むくらいなら自分達の中からでも誰か推せばいいものを前総理頼んでどうする。

お前ら時計元に戻したいのかと。
ただの員数合わせに自ら貶めてどうするよ。

正直言えば国民皆が政治に興味を持ち、他選挙区の議員の名前まで克明に記憶しているなんて状況は決して褒められるものではないが、しかしそれでも昭和の頃の「どうせ誰でも」な時代よりはずっとマシなのに。

民主も民主だけどな。
お前ら小沢選出した時の密室もう忘れたか。
サポーターとやらから金集めてうやむやにしたのも忘れたか。
国籍条項ない政党なんざ所詮はテロの片棒担いで恥じないんだろうけれど、しかしいい加減にせんと本当に洒落じゃ済まなくなると私は今から慄いているよ。

思うとおり理想の通り政治が進むとは思わないよ、私もいい歳だからね。
だけど時計の針を戻したり、国民（自衛隊員も国民だ）を危機に陥れるのが判っててやらかすってのは最早政治だの議員だの以前に人間として屑だわ。