れですも色々

「報道しないテロ」実施中か、マスコミよ。

四川省地震であれだけ大騒ぎした後、復旧もさることながらなにより大事な「食う寝る｣つまり支那の積年の問題であるインフラへの危惧とかなーんにも報道する気ないのかよ。

大体ここ2年くらいで急激に農村部だけではなく都市部でもインフラの不備がもろに出てきてしまっている状況で無理矢理五輪やろうってんだから皺寄せは当然北京以外のあらゆる地域地方に出てくるんだろうなあ。

最近の原油高の前からすでに上海の停電は名物だったし、加えて原油高と四川地震による送電不足→他の地域からの送電といってもそもそもが足りてないんだから。

ここでフランス･アレバが原発売り込みに必死で大統領自ら営業したのは記憶に新しい。

日本ではまだ現状認識できない気違いと左巻きとマスコミは認めようとしないし報道もごく一部しかしないけれど、世界の原発製造は日仏が殆ど握っている。

更に言えば原発に絶対必要な部品-というにはあまりにでかいけど-は日本にある。

原発メーカーの分布というか大雑把な系列は以前ここに書いたから繰り返さないが、とにかく東芝とアレバが二大巨頭だと覚えておけば間に合う。

支那は日本とフランスを天秤にかけ結局仏を取ったが、目の前の受注を逃した東芝にはちょっと気の毒ながら今のところはこれでまあよかったと個人的には思っている。

日本の原発は冷却を海水で行うやり方で、だから全部海沿いにある。
この方が万が一の場合も幾ばくかの安全は担保される…はずで、国土の狭い日本では他に選択の余地はあまりない。

だが昨今の海水温は去年書いた「イカの虫」*ではないが、ちょっとどうかなと。

*生まれて初めて11月だというのに生イカに虫がいるのをみた

この先支那の汚染が原因で東シナ海の海水温が上がり続けるのなら今後原発は北海道近辺に作るしかあるまい。

母に言わせるとオホーツク海の流氷も随分と小ぶりになったそうで、これは今後の日露関係次第だがそちらに原発作るようになるのも遠い将来ではないだろう。

支那に戻れば。
五輪は国威をかけてやり遂げるだろう。
他の都市がどうなろうと夏だしね。

しかし何度かここでも書き、また他の方々も危惧しているように問題はその後でして。

息つく暇なく上海万博を持ってきたのはある意味うまいやり方だが、しかしその後どうすんだと。

諸外国の先端技術盗むのもいいが、しかしそれらを運用するにはやはりそれなりの積み上げが人、モノ、インフラ全部必要になるんだけどな。

だからその前にちゃんと人間含めたインフラ整備しとかんとある日突然ガラガラ崩壊にならなきゃいいが。

国家建設から60年、本来であればインフラ整備を終えてもいい頃合なのだがね。