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カテゴリ:経済
戦後荒廃した国土の立て直しと急激に膨れ上がった人口の為にインフラ整備が行われた。
無論天災の多い我が国のためでもある。 予報の難しい地震はともかく台風などの予想可能な天災に対しての予防的インフラの強固さは世界に冠たるものだといっていい。 それらはハードウェア(H/W)面でのインフラ整備で、なんでもそうだが運用補修が必須でもある。 その証拠に今これを打っている窓のすぐ下でここ半月ばかり工事が続いている。 すごいよ、8時半に打ち合わせ開始して9時ぴったりに作業が始まっている。 私の生活時間帯が妙なせいでちょいと睡眠がおかしくはなっているが,別になんら文句はない。 そしてこのH/W面でのインフラ補修は休むわけにはゆかない。 ここら辺だと夏は時には+35度、冬は-15度と最低±50度の気温変化に耐え、それなりの交通量も支えなければならない。 先進国以外で道路含むインフラ整備が中々整わないのは作るだけならまだしも補修含む運用を営々と続けられないと保持できないから。 で、私はこのインフラ整備が第二段階に入りつつあるんじゃないかと思っている。 ハード面ソフト面双方で。 こう書くとお前は道路族の肩持つのかと叱られそうだが、ちょっと考えれば判りそうなもんでして。 昔々全国総合整備計画というものがあった。 10年単位くらいで国土整備計画を立て、それに足し増ししたのが日本列島改造計画。 そしてこれらの設計は昭和の半ばまでのものでもある。 車の数が人口比にしても絶対数にしても今の1/10くらいの時代の設計のもので、流通事情がよくなればよくなるほどその傾向に拍車がかかった。 一度このような流通事情になってしまえば、昔に戻ることなどできない。 北海道のスーパーでいつでも沖縄の黒砂糖が手に入る暮らしが当たり前になればね。 道路網整備も20年30年のスパンで眺めてみればそれなりに時代に合わせようとしているのは目で見て判っている。 所謂産業道路がそうで、港湾と工業団地をなるべく住宅地避けて引いているなど。 これのお陰で随分交通事故が減った。 しかしこれは北海道だからこそ本州とは事情が異なり比較的土地買収も容易だったお陰もある。 何せ平地でも未だなーんにもない場所があるくらいのもんだから。 本州で平地なのになーんにもない、人家もないという土地はそうそうない。 どんな山奥に入っても人の気配があるのが本州だなあと何度感じたか。 H/W面での第二次計画は効率化の為の引き直しかなあ。 そしてソフト面だと。 今私は曽祖父が本州から団体率いて入植した田舎を思い浮かべている。 そこは簡易郵便局が一つ、神社が一つ、商店が一軒、小中学校が一校国道沿いにあり畑作農家が点在している北海道でも屈指の田舎。 町といえる駅のある場所から10キロ弱離れていてバスは一日2便だけ。 道路は比較的整備されているし平地なので流通自体には大きな問題はない。 この場所に住まいしている人たちがここを離れずにしかも都市圏と同じ気分で暮らせるには今だと最低ネット環境が要る。 実際には人間は手にとってみたいし色々この目で触ったり比べてみたいもので、それによって必要最小限以上のものを買って経済に貢献もするのだが、それを言えばきりがないのでね。 電電公社時代はどんな田舎にでも引いていた電話、それの為に我々は加入権をそれなりの値段で購入したはずなのだが本来であれば田舎にこそ必要なネット環境をNTTとやらになった途端疎かにしたのには今でも腹を立てているのはこうした理由もある。 確かに北海道でのインフラ整備や補修は過酷だ。 電話だけじゃない電気も水道も道路も全部金のかかり方が違う。 しかしインフラ産業であるという矜持は民間会社になったとしてもその民間巨大会社になれたのはどういう経緯だったのかを考え合わせれば失ってほしくはないな。 もう一つやはり金融機関としての郵便局はどんな田舎にでも残して欲しい。 なんなら週に半分の営業でもいい。 その為ならここの近所にある郵便局を統合してもいいのだ。 ここら辺には金融機関が郵便局以外にたくさんあるからね。 金融機関もインフラなんだよ。 ネット環境と簡易郵便局でもいい金融機関さえあれば今これからの日本なら何とか暮らしてゆけるし気分として生活できているという実感も持てるんじゃないかなと私は今思っている。 後は拠点病院などなのだが、これはすでに自治体レベルでの対応は無理な段階にきているかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.09 11:02:40
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