自分の頭でもの考え判断しないとこうなるという判りやすい例だよな。
ビル・エモット 特別インタビュー第二弾「鳩山政権の経済運営は予想以上に酷い」
この文中にある衆院解散後のインタビューは更に酷いが。
ビル･エモットはこれでも世界的に見れば一応日本通だとされているんだが、どう考えてもこれは選挙前の私の予想より酷い。
つまりマスコミの報じたいように報じている「混迷」だの「迷走」だのを鵜呑みにしている時点で大間違い。
政治と経済は分離不可欠という考え方ができるという触れ込みのビル･エモットでこれだもの海外投資家がどんだけ民主党の実態を甘く見ていたのかがよーく判るのだ。
特に日本のような継続性のある国体を持つ国家に対しての理解が決定的に欠けているのは英といえども易姓革命を繰り返してきた国家の人間の甘さだと私は思うね。
継続させつつ変化しつつ更に元あるものを保ちながら前へ上へを目指す国家ってのは理解し難いのかもしれん。
つまり絵に描いた餅のようにはならんし、一気に物事変えたり判りやすい仮想敵こさえて攻撃しても無理ができるってこと。
こいつらマスコミも選挙前は彼の「民主党に期待する」を大々的に誉めそやしながら、今こうなって今度は「民主党はこんなはずでは」と言っても遅いってば。
今こそ民主党支持者は選挙前と同じように「何故民主党を支持するのか」その理由と根拠をもう一度声を大にして言うのが人の道なんじゃないかな。
今更ごちゃごちゃ抜かすなんざ有権者として以前に人としての覚悟が足りんわ。
自分の手で確かに名前書いて投票したんなら潔くせんかい。
