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カテゴリ:政治
The next 48 hours will be tense and dangerous
この記事というか論評は赤シャツ側(タクシン派=反政府派)アビシット側双方の強硬な姿勢とそして今後48時間以内の予想を書いたもので、文中の「M-79」がグレネードランチャーを意味する。 ごくごく普通に考えて正規軍が自国民(ということになっている)群集に発砲する事態に陥ったとしてもわざわざ単発式のランチャーを撃つ必要はないわけで、要らぬ混乱と興奮を駆り立てるような真似をせずとも本気で実力行使したければ戒厳令公布の上単発式ではない確実に排除できる武器を使うのが当然でして。 私はこのM-79使った時点でタクシン派の限界は近いなと思った。 これまでは「民主主義国の国民の意思」という大義名目があったのだが、そろそろ金の流れも尽きる頃なんだなと。 これまでなら国王が仲介するかもしくは日本が外交ルートで「まあまあ」とやってきたものが国王は高齢でお身体に障るし日本は民主党政権だもんでこれまでの日本とタイの長い外交史なんざ知らないだろう。 このタイミングを見計らったようにタクシンが支那のバックでこの騒ぎを起こしたのは全面的な勝利ではなくとも手打ちで再度タイへの足がかりさえできれば何とかなると踏んだ為。 ところがアビシットもただもんじゃあないよね。 こっちも華僑は華僑だが、英系で不思議な事に大学の専攻は政治経済哲学だったはずなのにちょっとだけタイ士官学校の教員をしている。 タクシンが熱血クーデターの後追い出された後に短い周期で軍系の首相が続いた後、彗星のように現れて首相になった。 見た目と年齢で侮られている節もあるが私の当てにならない勘では結構筋金入ってるぽい。 冒頭の記事がわざわざ週明けを期限にしているのは市場や為替の関係もあるだろうからタクシンもただでは転ばないと思いつつ、もう一度「アビシット、頑張れもうちょっとだ」と大きなお世話だがエールを送っておく。 お題の「a point of no return」は最近国際金融でも国家安全保障でもそして国際情勢でもよく見かけるようになった一節で、これらのうちのどれかもしくは全部が後になって「ああ、あん時の」となるんだろうなとある意味覚悟している。 舞台が日本じゃない事も願っているけれど、そうじゃないと言い切れないしそれを防ぐ手段が中々見つからないのにも覚悟とそしてちょっと諦めとそれらがない交ぜになったいささかの破壊衝動もあると告白しておく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.25 06:54:44
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