数年前よく聞いたフレーズがある。
「直近の民意」。
当時は内心悔しかったがなるほど民主主義では抗い難いフレーズでもあった。
参院選はともかく地方選挙の結果でも国政の場でそう表現していたのは無論現与党なのだがね。
それから4年。
当時の野党は与党になり、その後参院選で捻れ更に今回の地方選では札幌市長選を除きほぼ完敗した。
特に三重県知事選挙の結果は大きいと思う。
あそこは岡田民主党幹事長の膝元で、前回までは民主党系の王国のようなところでもある。
知事選の激戦が予想されていたので自民民主共に大物人気者を応援に出し総力戦のがっぷりだった。
正直いうと勝ってほしいがさてどうかなと半信半疑でもあったのだが見事に自民党系が競り勝った。
そして今回改選の都道府県議会では民主党は与党を一つも取れなかった。
知事もさることながらこちらの方がむしろ大きいのではないかと思う。
とにもかくにも選挙は終わった。
震災で選挙もできなかった方々がおいでだと思えば結果が自分にとって少々不本意であったにせよ選挙があり投票ができるという本当ならこの国での当たり前の権利と義務の行使を今回はしみじみと感じた。
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最終更新日
2011.04.11 02:01:20
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