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カテゴリ:ぼそぼそ
ここへ引っ越したのは昨年秋、それも雪が降る寸前だったので散歩どころではなく冬を越した。
ようやく春になり日々の過ごし方にも慣れて時々夕方近くに散歩するようになったのだが気づいた事がある。 この辺りでは散歩している人、小さなスーパー、コンビニに行く人でもつっかけサンダル履きやジャージのようなものを着た人がいない。 女性ならスッピンもいない。 学校も近いのだがジャージで通学している子も極めて少ない。 ゴミ捨てでさえ部屋着のままの人はいない。 つっかけサンダルを庭先のテラスに置いてある家は多いのでつまりそれは「門の内」止まりなのだろう。 実はこの地域に元からおられた農家の方々を除くとこの近所10軒くらいが住宅としては一番古い。 43年前にここら辺りだけが畑と田んぼの中にぽつんと分譲された。 だから私はこの辺のどこにサンショウウオがいたのか、どこが水車があった細流なのか、そして山道はどこからどこに行けたのか知っているのだが。 しかし離れていた時間が20年単位になると住宅が建て込むにつれ変わっていたご近所事情も判らず、ましてや地域の風潮のようなものも知らない。 加えて私も兄弟も中学から地元(市立)以外を選択したので、余計に判らなくなったというのもある。 以前住まいしていたところはここより遥かに便利で文字通りなんでもあり、その気になればその界隈から一歩も出ずに暮らすことも可能な地域だった。 徒歩5分圏内で区役所、スーパー複数、小さな飲食街と商店街、金融機関などがあった。 札幌市内中心部に快速なら10分で行け、昼間なら一々時刻表も要らなかった。 つまり見てくれと実際もここより「町」に近いのだがもっとざっかけな雰囲気で夜中や早朝のゴミ捨てに寝間着のままという人も見かけた。 スーパーには一家揃ってジャージ、つっかけサンダルのままも珍しくなく、昼間はともかく24時間やっているスーパーならスッピンも普通だった。 札幌は広いので同じ市内でもこれだけ違うところがあるくらいは薄々判っていたものの、実際に日々それを眺めその中に暮らしていると驚きいうほどではないが小さな発見のようなものがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.04 09:02:50
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