民主・岡田幹事長「円高対策に予備費を」
そもそも民主党には党と政府の区別の概念があるかどうかすら判らんと書いたのも数年前になるが、政権与党になって尚行政府である政府ではなく党幹事長がこんな裏付けすらない事を公言する自体まともじゃない。
そしてその「予備費」とやらはおそらく政権交代前盛んに喚いていた自称埋蔵金を指すと思うんだが自分達でやった(正確には政府)事業仕分けを否定するのか。
つまり二重三重に自分達を否定している事になること、更にまたありもしない百歩譲って仮に予備費があって使うにしてもそれなりの法的措置が必要なものを政府の人間ではなく党の人間が公の場で発言するのがおかしい…と民主党の人間だけが気づかない。
おかしい事が当たり前な党ではあるものの、しかし政権取って2年間この感覚でやってたんだろうな、つまり党の財布も政府の財布も国の財布もごっちゃにしている感覚なんだろうなと思われても仕方ない。
そういう感覚は零細個人事業者でさえ今時は珍しく、店の財布も自分の財布もごちゃごちゃにしていたらあっという間に成り立たなくなる。
つまり売上全部自分の使える金と勘違いし持って呑みに出てすっからかんにして仕入れどうしようってやつでして。
うん、改めて政権交代前にこいつらには当時やっていたうちの店すら任せられないと感じたのはあながち間違いではなかったとつくづく思うぞ。