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カテゴリ:経済
焦点:忍び寄る食糧危機の足音、穀物急騰で「我慢比べ」
3Pに及ぶ記事だが支那については繰り返し「備蓄がある」と書いているのにお気づきだろうか。 穀物取引市場というのは元来は投機的、いや今も充分投機的だが反面市場の根本である国際集荷供給会社はいくつもない。 大きい倉庫が大陸ごと作物ごとにどすんどすん置かれているのが私のイメージで、投機でありながらそれらが行き過ぎると実感に直結しすぐに政治変革に結びつきやすい。 国家間取引という点では極めて政治的であり、また代替が効かないものだけに予測できる範囲内でしか動けない、動きにくい。 この記事をざっと読んだ読後感も沈静化を図っているなというものだし、また支那、インドの備蓄に念を押すことによって殺到しかねない余ったマネーを警戒している。 何故マネーが余るのかというのはここで何度も書いてきたので割愛するが、金本位制じゃなくなったからとしか言いようがない。 「100ドル分の価値があるとされている紙」ですからね。 思惑の上では微妙なバランスなんだが内需内産に回帰する方向性を示していると私は感じた。 マネーは最早実需ではないが食糧は実需であり、先に書いたように実感と直結しやすくまた経済危機といってもさっぱり何のことか実感できずとも誰にでも判る逼迫でもある。 どんなに為替がどうたらいっても国家や集合体が印刷した紙がある限りさほど実感はしないけれど食べ物がなくなれば嫌でもわかる。 実は間遠い話のようだが、日本の電力危機も大きな括りではこの食糧危機前夜に深く関わっている。 だって食糧は実需であるから運ばなきゃならない。 マネーのように口座さえあれば「あることになる」ものとは違う。 為替で1億ドルのマネー取引があったとしても1億ドルえっちら運ぶ訳じゃあないが食糧は運ばなきゃならない。 それを軽減するために口座の代わりに巨大な食糧会社が存在するとしても実物は届かなきゃならない。 この時に燃料が高騰していれば嫌でも価格の上乗せになるわけで、じゃあなんでこんなに高騰しているのよと原因探れば世界有数の金持ち国が燃料をスポット価格で買いまくっているから。 自前で原発設計製造でき、安全対策も打てる国がね。 私は金融危機為替なんちゃらも大変は大変と言いつつ、どこかで高をくくっている部分もある。 だって紙だし。 しかし食糧危機はそうはいかない。 政情不安に更に火をつけて回るようなものだしその燃料、文字通り燃料の種を日本が撒く羽目になるのは恐れている。 結局のところ昔から大きな騒乱やその元は食えないことから始まるし、今は国際取引という名の元に要因すらかなりあさっての方向も深く関わったりする。 その要因というか犯人探しにまんまとかかるのだけは避けたい。 まんまとかかるとは書いたがしかし全く無根じゃあない状況をこれ以上続けるのは政治的戦略的に最悪手だと思ってもいる。 現時点でまだそれらが芽を吹かないのは現政権があまりにバカで鈍感なもんで言っても判らないからこそ看過されている部分もあるだろう。 実はこういう時にこそ憲法改正を急がねばならない、最低限でも議論を始めねばならないけれどなるほど民主主義国では政治は国民を反映するとはよくいったもので国家の置かれている客観的状況を幾ばくかでも理解した上ででは具体的に何から手を付けようかと考える割合が余りにも少ない。 いたずらに悲憤慷慨もしないしこれが豊かな国というものかと改めてその幸福を実感はするけれどね。 夏になり秋が目の前に来て次は冬が来る。 その時になって慌てふためきどこからどう手を付けたらいいかとなった時にあさって方向に紛糾するのだけは御免被る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.16 11:11:11
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