昨日は雨で2日ほど閉じこもっていたこともあり、用事のついでに母と近所をくるりと回り散歩した。
本当はもう少し大回りできるかなと思って出たけれど夕方近くだったのにまだ暑く、出掛けの5分ほどですっかりめげてしまい道路一本ずつ外回りしたくらいで早々に戻った。
本当はもっと、倍ほど歩かねばあんまり意味はないけれど家でうろうろしているよりはいいだろう。
今夜は週末の夜というのに割合と静かなのはもう夏が終わったんですなあ。
ほんの先週まではこの時間でも時折音が聞こえたりしていたものが何の音もしない静けさで、そういや私もいやに読書が捗っている。
毎年夏、8月にはノモンハン事件を始めとしたものを読むことにしているのだが、やはりかなり心情的に堪えるので読み終えるとその反動か少し気楽な長尺物をぽつりぽつり手持ちのものから取り出して読み直すのが恒例になっている。
今年はそれが「入江相政日記」。
良くも悪しくも長袖者として貫き通したという意味では剛直といえるのかもしれないのだが、全体に流れる調子はやはりどこか長閑さも漂っている。
秋の夜長に少しずつ読むにはちょうどいい。
そして随分暑かったこの部屋もようやく少し風が通ってきた。
さてさてまた読んでから寝ますかね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.06 01:15:41
もっと見る