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カテゴリ:おもひで
うちの飲食店は何代か前のじいちゃんのたてた母屋を改装しできたものです。ということで私が幼少の時代住んでいたところでもあります。
20年ほど前に今の家を母屋の裏に建て、その後そこにはなくなったばあちゃんが住んでいたのですが、なくなったとき160年もあったもだからなにか違う形でのこそうということで始まったのです。たぶん・・・そのとき私はイギリスにいたので詳細はしらないのですが・・・ そのとき父の会社がひまだったのでそのつなぎにといううわさも・・・・(略) まぁとにかくその何代かまえのじいちゃんの名前を頂戴しオープンしました。 柱には小さいころわたしがはりつけたシールやら落書きやら背丈を示す線が残っていたりします。黒い染色で塗りつぶしてあるのでよくみなきゃわかりませんが・・・ 天井もとったところいいかんじのはりがあったので吹き抜けの状態にしてあります。 もと家屋だったということで、基本的には客席は6畳間2つ4.5畳間2つの広さになっています。そのうちの6畳間は私と兄の勉強する間でもあったのですが・・・ その部分をみるといつもおもいだします。 あれは小学校のころでした。兄の歯がぐらぐらになりぬけようとしていたのです。あの抜ける一歩手前ってのはなんでああ怖いのでしょうね。抜けるときはいたくかんじないのですが抜こうとすると激痛をともないますよね。今おもうとそんないたくないんどえしょうが、当時は耐えることができないほどの激痛におもえました・・・ 兄も一緒でもういっぽってところでぬけなかったのです。でも抜きたい。考えた手段はいとえおそこにくくりつけ、端を私にもたせたのです。 兄「いいか~~そ~~っと向こうに手をやるんやぞ~~」 私「はーい」 (私手をくい) (兄もかおをくい) (私もいっちょ手をくいくいっ) (兄も顔をくいくいっ) 私「あかんやん~~もうせ~へん~~」 と糸を投げ放棄 兄はなにをおもったのか次にした行動はその歯の先の糸を私の勉強するときに使ういすのパイプ部分に少し顔が地面につく手前でくくりつけたのです。 どうやら自分のいすでなくなにげにいたいのは私のせいだとおもいたかったようで・・・ しかしなかなか自分から顔を下に持っていけず。顔がプルプルとなるまで宙にういていました。 とそこへ 母「なにやっとん」 ポンと頭を足でこついたのです。その瞬間兄の口からポーーーーーンと歯が・・・ 痛みはかんじなかったようですが、なにかショックだったようで泣きながらははをポカポカなぐってました。 いつも肉食べるとき私のその机のあったところに座るのですが、いつもこの出来事をおもいだします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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