2019/11/06(水)11:32
「私が看護師だったころ」を読んで
朝晩冷え込み北では雪の便りも聞こえてきましたね
晴天で朝から大掃除とお洗濯していましたよ
さて読書の秋ですね
新刊書の案内で読みたかった本を図書館で借りました
著者はイギリスの国営病院で看護師として20年間働いた
元看護師のクリスティ・ワトソンさんです
新生児病棟で、生きるために闘っている未熟児の世話をし、
ある時は内科病棟で認知症の孤独な人に寄り添い
ある時は救急の現場で看護
初めは血が苦手で採血で倒れたり不器用な
看護学生だった著者が
成長する姿が描かれています
日本では看護師・介護士は国家資格で
専門の学校・大学に行き試験を受けなければいけませんね
イギリスではトレーニングを受けながら
一人前になるように指導されていく感じかな~
看護師が国家資格ではない事に驚きました
日本とイギリスの看護の違いや
制度の違いはあるけれども
寄り添う姿に読んでいて涙が出そうでした
医者は診察で患者と接するけれど
看護師は、必要とされる間は寄り添い続け
家族のケアも担っています
しかし、看護師の身体的・精神的疲労には
まだケアがされていなのが実情です
介護職の人から
グリーフケアの事を質問されて思います
看護職にも介護職にも
一番大変な時に寄り添いながら
燃え尽き症候群(アウトバーン)で休職を余儀なくされる人が多いことも
先進国は遺族へのグリーフのケアが進んでますが
看護師へのケアは十分でないことに驚きました
寄り添い続けケアもになう看護師さん介護士さんに感謝ですね
わたしが看護師だったころ 命の声に耳を傾けた20年【電子書籍】[ クリスティー ワトスン ]
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