「他者との違いを比較し争わず、個性として尊重しましょう -平和な世界を目指して-」 ブログNo.57
差異健康な自己愛を作るには、否定言語を使わない、肯定言語を使って、まず自己を肯定し、そして他者も肯定して言葉の使い方に変えます。否定的言語はウィルスにあたり、他者と自分もを汚染します。(「肯定的言語とありがとうの言葉で健康な自己愛を持ちましょう」 ブログNo.56を参照ください) 自分と他者は互いに様々な自我を持っています。同じ自我もあれば異なる自我もあり、共通項があるから同感、同調できます。異なった部分は自分とは違うというだけの差異です。この差異が一般的にはウィルス=否定的言語を発し、他者と戦います。すると、互いがウィルスをまき散らし、悪口を言い、罵倒し合う戦場になります。一人一人顔かたちが違うように違いは違いでしかなく、書き換えようもなく、比べる評価の対象ではありません。それを否定し合うことはありません。違いがあるというだけです。 勝ち負けにも拘らず、人は人を否定します。それは人と比べて競争するからです。勝負に、勝ちたい。 これは幼稚園の運動会から始まります。一位、二位と順位がつけられ、「一番になれ」、「勝て」と言われ、一番になれば褒められます。足が速い、遅いは生まれつきの運動能力で、これは比べても仕方がないことです。足が速い子は、特に努力しなくても、走ってみれば速かったというだけです。オリンピックのレベルになればまた違うでしょうが、学校の運動会レベルでは。 勝ち負けは同時にその人を価値づけるという評価が絡みます。比較、競争によって人は常に勝ち負け、優劣の審判を受けます。負ければ劣等感で自己愛が傷つくため、勝つために凌ぎを削ります。 家庭で比べない、差別しない比べるということで言えば、家庭で子供は兄弟間で比べられます。男だ女だ、上だ下だと。家庭内で子供を性別、生まれた順番で差を付けないことです。たまたま先に生まれただけ、後に生まれただけです。それによって、待遇が違うのはおかしなことです。先に生まれたから、我慢させられたり、弟・妹の面倒を見されられたり、長男嫡子は、家を継ぐ者として優遇されたり、「女の子だから、塾や大学に行く必要はない」と言われたクライアントがいますが、これは個としての尊重がありません。幼稚園、学校に行く前に、家庭内でランク付けされています。 互いの存在を認め、尊重するそもそも差異は互いの異なるところ、違いでした。この差異を、勝負、評価、価値の意味で見たためです。ですからこの見方を変えて、互いの存在を認め、なおかつ尊重します。人を扱き下ろすことはしても、互いの違いを尊重することは家庭でも学校でも教わっていません。他者にあって自分にないものは評価の対象ではなく、個性として尊重します。 尊重することがないために、人を〇✕、いい悪いで評価してしまう。ここが解らないと、いつまでも勝負から離れられず、競争し続けます。全てのことをいいか悪いかで見て、判断していることに気づくことです。 プラスマイナス、利害で見る別な言い方、考え方でいうと、プラス(+)かマイナス(-)で物事を見、判断します。自分にとって利益があるか不利益か、利害・損得で見ます。これは学校の通信簿から始まっています。幼くして7歳から通信簿の評価に始まり、その結果、順位がつけられ、勝ち負けになり、勝てば賞、メダルが与えられます。 劣等感と優越感最後に敗者は劣等感に至ります。 勝者は栄光と栄誉を手に入れ、優越感を感じられます。賞賛され、最後は国民栄誉賞を授けられます。野球選手の鈴木一郎氏は「僕はただのスポーツ選手です」と言って、国民栄誉賞を辞退しています。女優の杉村春子さんも辞退しました。勝者であることと、他者からのプラスの評価に価値を見出さなかった、健康な自己愛者と考えます。 自己愛にとらわれるとどうしても賞賛が欲しくなり、それによって他者評価が上げたいと思います。 平和な世界そういうことではなく、互いを尊重することが自分を蝕む汚染物質、ウィルスからの防衛になります。互いを尊重すれば戦争はおこりません。 平和と笑顔が溢れる、そんな世界になることを願い、祈ります。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 (LAFAERO1 大澤秀行 『こころの科学』講座テキスト1より筆者まとめ) ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。8月1日発行のメールマガジンのテーマは「子供の甘えと、見返りを求めない親の世話行動『all ok』」です。2025年9月メルマガのテーマは、「独占・優先を経て、譲る・尊重の心を育てる母は女神です」興味・関心のあるか方はこちら http://www.mag2.com/m/0001106260.html から登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。著書:大澤秀行 著 『病気は心がつくる』論創社『令和の徒然草』論創社『こころの科学』講座 テキスト1~3『メタ言語』講座 テキスト1~9『夢分析』講座 テキスト1~9『蝉成阿縷』講座 テキスト1~8詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ をご覧ください。 *ライト.a精神科学研究所、登張豊実へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) セラピーの他に、『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ、依頼」と入れてください。