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私たちには心の時と、現実・身体の時、二つの時間が流れています。 (「心と身体、二つの時 -自他を活かし、共に生きる世界をめざして-」 ブログNo.33)
心と現実の間に肉体の時が挟まり、肉体が現実の時を代表します。 肉体は快と不快しかなく、これがその時々で変化します。 空腹と満腹、暑い寒いの気温変化などによって。
この快・不快が心に反映ます。 快は心は安心・安定し、不快は不安や危険になります。
もし肉体が快だけならば、今しかないことになります。 心の時は今と共に歩調を合わせて生きていくことがでえき、快がこの人にとって通常状態になります。 反対に、不快が連続すると、その人には、過去も現在も未来のずっと不快、差異がないので、時は止まってしまいます。 未来を予測しても不快しかないとなれば、心の時は完全に止まります。 その人にとっては不快を「これが普通だから」と言います。 毎日、どこかが痛い、不安、気持ちが悪い、これがこの人の普通。 辛いとか苦しいという感覚もほぼなく、不快がなくなった状態を想像したり考えることができません。
不快という、この人にとっての普通の状態に差異をつくることです。 差異ができれば時は動き出します。 「否定の前には是認あり」、「肯定は同時に否定を伴う」と言います。 不快であることを「普通」ではなく「肯定」します。 「普通」は快でも不快でもなく、肯定でも否定でもありません。
不快に慣れてしまい、不快を普通としているのを、不快で苦しく、辛いことを肯定し、自覚します。 肯定することによって、不快は普通のことではなく、快の欠如であるとわかれば時は動き出します。 前に進もうと、快に向かおうという気が出ます。 不快・苦痛を肯定し、苦痛の中にいてはいけないと否定し、快・楽しい喜びに切り替え書き換えます。
確かに、この心の切り替えは自分一人では難しい。 そこに精神分析が関わります。 自分を見つめ、向き合い、語る中で気づいていきます。
ぬるま湯の中でも、苦痛の中でも、現状に甘んじて停滞してしまいます。 人は変化を好まない傾向があります。 苦しくても辛くても、現状維持を選んでしまう。 それは、一つには諦め。 どうせ自分はこんなものと、どうあがいても変わらないと思い込んでいる。
もう一つは、変わらないことで、心的エネルギーが最低限で済みます。 何か新しいこと、違うことをしようとすると、そのためのに考えたり、調べたり、動かなければなりません。 それならいっそ、苦しくてもこのままいてしまう。 そして、変わりたくても変わる方法が見つからない、わからない、知らない。
苦痛の中に長くいると、苦痛の中に快を見出す「マゾヒズム」の構造ができます。 自ら苦痛を求めて、。蟻地獄にはまり抜け出せなくなってしまいます。 まず、蟻地獄にはまっている自分を自覚し肯定することからです。
子供時代は特に知識も助けを求めるすべも知らず、頼りたい助けを求めたい親や大人たちは当てにならない。 それどころか、子どもである自分を苦しめる原因です。 その子どもが身体だけ成長して大人になっても、心は子ども時代のままですから、生きづらさを抱えたままです。 体だけ成長しても心が成長しないのですから、、言動は変わりません。
わざわざ苦痛の中にいないで、心の時計を動かし、快に、楽しいこと喜びに向かう心をつくれます。
ライト.a精神科学研究所 登張豊実
(参考分析 LAFAERO1 大澤秀行 著 『こころの科学1』)
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2025.07.14 23:08:22
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