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2025.12.24
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「寄る辺なき存在」

 

人間には「不安」が付きまといます。

その不安の根源は、フロイトのいう「寄る辺なき存在」にあります。

生まれたばかりの赤ちゃんは自分一人では何もできず、養育者(母)の世話に頼らなければ、一時も生きられない。

だから、常に誰かの助けと支えが必要で、依存しなければ生きていけません。

 

そこに適切な世話をしてくれる母がいれば心は成長し、依存から自律に向えるのですが、適切な世話をし、いつも関心を向けまなざしと声をかけ、愛着してくれる母はほぼいません。

すると、年齢は重ねていき肉体は成長しても、心・精神はいつまでも赤ちゃんのままです。

それは、依然として寄る辺無く、弱く、何もできない「無力」な存在です。

これは屈辱的で、劣等感を抱きます。

自分が無力であるとは思いたくない、認めたくありません。

 

 

無力・無能な自分を否認する

 

一人では何もできず生きていけない、無能で無力な人間であることを否認して生きていきます。

無能で無力な自分を認めてしまうと、他者に頼り、「支えて助けて欲しい」と頼み、泣きつかなければなりません。

これをしたくない、言いたくないので否認して、死んでも人に頼むものかと意地をはって生きています。

人に頼むくらいなら死んだ方がましだと思い、人に弱みを見せたら負け、という勝ち負けの中で生きています。勝ち負けは自己の存在に優劣を付けます。

「劣っている」と言われたくないと、必死で歯を食いしばり生きます。こういう人は、睡眠時に歯ぎしりをしている可能性があります。

歯を食いしばり、歯ぎしりするため、歯は擦り減りボロボロになってやがて失ってしまいます。

 

母に守られ、助けられ、支えられたことが無いため、独りで生きて、他者と共に生きるということがありません。そもそも「共生」を知りません。

 

これまで、自分は何でもできる、何でも知っている、自分は優秀だと思っていました。

ところが、自分が無力でできないことを、無意識は知っています。

無力、無能、劣等な自分が顔を出さないように抑圧します。

 

      

威嚇と支配で防衛する

 

そのためには対人関係で、“力”を使い誇示ます。

他者を脅し、威嚇し、言うことをきかせ、支配し服従させる。

そうすれば、寄る辺なき存在で無力な自分ではないことを証明できます。自分は力がある、凄いと自己愛を保てます。

無力感の強い人ほど、常にそれを証明し続けなければなりません。

 

       

 

相手が弱いほど自分の言いなりにできるため、その対象に子供が選ばれます。

幼いほど脅しが効き、「ご飯を食べさせない」、「追い出すぞ」の一言で支配できます。

実際に、子供を家から追い出して入れないように鍵を掛けます。山に置き去りにする事件まであります。

これに言葉は要りません。行動で脅し、見捨て、暴力まで使えば簡単です。

守るべき子供を犠牲にしてまで、自分の力を示し自己愛を保ちたい。しかし、それに気づかないようにしている。

これでは人間ではありません。人間なら言葉を使って、子供を尊重し、説明し説得し、正しい方向へ導きます。

本来は愛を育むはずの家庭が、閉鎖空間であるため、中で何が行われているか見えない危険な場所になります。

     

勝ち負けにこだわる

 

もう一つ、力・無能の防衛のためによく使うのは、自分より優秀な人とは付き合わないことです。

そうすれば、自分は劣等感を持たず、優秀な自分として生き延びていけます。

例えば、自分より学歴の低い人、収入が低い人、能力が下と自分が思う人と付き合います。

競争して勝てる相手を選び、自己愛の傷つきを防衛します。

勝ち負けにこだわり、競争し勝つことに価値を置く生き方をしていきます。

そのために、人を排除し、蹴落とし、引きずり下ろし、あげくの果てには亡き者にしたい、消えて欲しいとまで思います。

そこで失われるのは、「共に」ということ。協力したり、思いやりを掛け合ったり、他人の立場に立って考えることなど、仲間という意識が持てません。孤立します。

 

 

愛は平等

 

人間は無力な存在であることから人生はスタートしました。

「人間は生まれると同時に、その絶対的無力をあらわにする。ところがそこにちゃんと母という

救いの手が用意されている。」 (『精神病の構造』 藤田博史 著 より引用)

 

    

そして、優劣、勝ち負けではなく、平等であることが人間関係のスタートです。

平等の「平」の文字は頭を揃え、出しゃばらないで一列に並ぶこと。平等とは差別が無く、皆同じということです。

「愛は平等、愛の根本には平等観が必要だ」と、師は言います。

 

     ライト.a精神科学研究所 登張豊実

 

LAFAERO1 大澤秀行 『メタ言語』テキスト1より筆者まとめ)

参考文献『精神病の構造』 藤田博史 著

 

ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。

202512月メルマガNo.189 のテーマは、「エディプス期:ついている・ついていないから積極性へ父の言語が導く」です。

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 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。

著書:大澤秀行 著

『病気は心がつくる』論創社

『令和の徒然草』論創社

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詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ をご覧ください。

 

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Last updated  2025.12.24 06:50:10
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