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人間関係の始まりは平等であることです。 平等の「平」の文字は頭を揃え、出しゃばらないで一列に並ぶこと。平等とは差別が無く、皆同じということです。 師は「愛は平等、愛の根本には平等観が必要」と言います。 と、ブログNo.100 「無力な自分を防衛するために子供を支配するのではなく、人と共に平等に生きる」で、書きました。
愛の基本となる愛着も平等な家族・親子関係のある家庭の中で学びます。 ところが、実際に家庭は、年齢・性別・知能・容姿などの違いから、差別の塊、坩堝です。 男女で差別され、男の子は大事にされますが、女の子はいずれ嫁ぎ家を出ていくため、塾や大学に行かせてもらえなかったという例があります。 これも親の価値観により、反対に女の子が大事にされ、男の子が蔑ろにされるケースもあります。 更には、長男嫡子が大事にされ、女の子や次男以下はどうでもいい扱いを受ることもあります。
平等に安心と安全が加わり、生きていける場所として承認と受容される場が、本来の居場所です。 これを構築し確保できる唯一の空間が、家庭です。
人を恨み、呪う
他人と比較され差別されては、人は生きられず、潰され、劣等感を育てるだけです。 劣等感を払拭するために、人は競争し勝つことしか生きる意味がありません。 人を排除し、蹴落とし、引きずり下ろし、最終的には亡き者にする。自分を脅かし劣等感を抱かせるような対象は消えて欲しいと思います。
そして、劣等感は恨みを生み、自分を貶し蔑ろにした人間を呪う心を作ります。憎しみのレベルとは違います。 人を恨み呪い、その人の不幸を念じ、死を願います。 「人を呪わば穴二つ」と言うように他人を呪い殺そうとすれば、自分もその報いを受け、墓穴は二つ要るということですから、決して自分も仕合せにはなりません。自分の抹殺に追い込みます。 呪い(のろい)を持つと、やる気が無くなり動作が鈍く(のろく)緩慢になるので、「いつもあなたは鈍い(のろい)ね」と言われます。 全ては言語です。人は自分が持っている言語・フレーズで動き生きているので、駄洒落ではなくノロウイルス(呪い・鈍い)に感染しやすくなります。
平等に観る
人を平等に観るには、違いを比べず、全ては同じだとみます。 それは、人間として皆、同じようにDNAを持ち、基本的に鼻・耳・口・目、頭・胴・手足。五臓六腑があるというように。 平等とは無条件に在りのままを観ること。 条件を付けると、自分の好み、趣味嗜好、考え、偏見、評価が入り、自分の価値で判断してしまいます。 そこに愛は生まれません。
分析家は中立、無個性
師が言うには、分析の臨床場面で手に入れたのは平等観。 下は5歳~上は70歳代まで、性核、知性、学歴、社会的地位、全て違う人と接したため。 人間である限り自我がある。人と向かい合い、動く自我とは好み・タイプであるが、これを動かせば分析などできるはずがない。 分析家は自分の好み・タイプを引っ込めることができる。 臨床場面でクライアントと平常心で向き合うためには、中立、無個性の言語に同一化する。 それは、分け隔てなく、皆等しく眺めること。
クライアントの顔を見ないで、心を観る、すなわち無意識を観る。 この観点に立たない限り、自分の妄想と想像的幻想が見えるだけで、真実は観えない。 そして、赤ちゃんからでも年齢・性別等に関係なく、どんな人からでも学べる、と。
「中立、無個性」ということをよく言われます。 それには自分の意味を捨てること、シニフィアンを使わないこと。 自分を無にして、理論、大文字のAから観ること。 宗教で言う無我の境地です。
「平等」と「対等」
平等と似た言葉に「対等」があります。 「夫婦は対等な関係である」と言います。「夫婦は平等である」、とは違います。 平等と対等の違いは、 平等とは、先ほどらい言ったように、人間として生命体として皆同じという意味。それは人間としての形式です。 夫婦は互いに人間であり、生命体として同じだということです。 それは夫婦に限らず人間は、皆平等です。
対等とは、その存在として対等である。 存在論として、人は同じ可能性を持った、誰もが素晴らしい、幸せになる権利を持っている。そういう条件をみたしているという意味で対等です。 夫婦は互いが男女の差なく、同じ人間として可能性を持ち、それぞれが素晴らしく、幸せになる権利を有しています。ただ、夫と妻の役割の差はあります。
そして、もう一つは、人間関係の中で対等です。互いが平等で同じラインに立つ人とも見做せたとき、年齢、性別、職業、学歴など全てを超えて、対等な存在になります。 家族の関係も、養う立場の親だから上、養われる子供は下ではなく、人間として平等、存在論的に対等な関係です。 平等、対等な関係には相互性があり、会話、対話が始まります。 平等、対等の基礎には互いの信頼があり、「これを言ったら怒らるかな」と気を遣ったり、遠慮することは無い。 子供はこの家族関係の中で自由に発言し、会話を学んでいきます。
ライト.a精神科学研究所 登張豊実
(LAFAERO1 大澤秀行 『メタ言語』テキストより筆者まとめ)
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2026.01.03 07:30:05
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