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ライト.a精神科学研究所ブログ

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2026.01.06
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対等な関係から会話が始まる

 

家庭の中で生別・年齢に関係なく平等に扱われ、自由に発言した自我は、人間関係で対等な関係を築きます。

個人としての存在と対等な人間関係に相互性が生まれ、会話・対話が始まります。

対話の基本には互いの信頼があり、信頼があれば「これを言ったら気を悪くするかな」、「関係が不味くなると困るから遠慮しておこう」などということはありません。

家庭内で特に子供は、言いたいことが言える環境を親が作ります。

自我の抹殺になる否定や禁止をせず、良い悪いんの評価をせず受け取ります。  

 

会話の中でひっかかり、腹が立つのは、相手の言ったフレーズに自分のコンプレックスの言語が入っているためです。

劣等感を持っていると、負ける、劣る、無力、無能、などのを連想する言葉に反応してしまいます。 

また、相手は全くそういう意図なく発言しても、そう聞こえてしまいます。

腹が立った時は、どの言葉に自分が引っかかったのかを冷静に見つけることです。

“聞く”と“聞こえる”は違います。

そのまま聞くことは難しく、自分の意味で聞きたいように聞いてしまいます。

 

まずは相手の言ったことをそのままオウム返しし、再生します。

ここで、思い込みや捏造をしないことです。

「今あなたが言ったことは、こういうことですね」と要約し確認します。

 

比べたり差別せず、他者の良い所を発見して「素晴らしい」と言うと、他者は優秀な人になり、自他共に「優」の文字を学び、優しくなれます。

差別されると、「怒」の文字を学び、無力と劣等感から自己防衛するために、自分より優秀な人を攻撃し排除します。

「怒」の文字には「女」の文字が含まれています。女性は感情的になりやすく、怒りに気をつける必要がありそうです。

 

 

親切は思いやりを育てる

 

「親切」は親を切ると書き、文字通り親を切った人は他人に親切にできます。

ブログNo.58「文字通り、親切とは親を切ることです」で書きました。(下記はその内容の一部です。)

 

適切な世話をし、正常に精神が発達すると、34歳の時期に母と精神的に決別していきます。

その子供が獲得する心は「親切」です。文字通り「親を切る」です。

母との独占関係を肛門期(1.54歳)で解消します。それは、母に向かうベクトルを遮断することです。

母へのベクトルを遮断すると、母以外の全ての対象の向かい得る可能性があります。

世界には、様々な事、物、人がいて、興味・関心が向きます。

母を切って、母以外の人を初めて対象にできたということは、画期的なことです。

母を独占したまま、ラカンのいう鏡像関係が終わらなければ、母とのまなざしの交換が永遠に続き、母以外の人に向かいません、母以外を見ることもありません。

いくつになっても母に釘付けです。これではパートナー選びはできません。

自分の投影しかしないので、自分の欲望と自己イメージを他者に投影するだけです。

これでは、他者は見えず、自分しか見えません。

全ては自分を投影した世界です。世界の中に見るのは自分だけです。

自分を投影した親切を“同情”と言い、

他者として認め、情を掛けたものを“共感”と言います。

共感できるから、親切ができます。 

 

親切ができると「思いやり」の心が育ちます。

これをラカン理論でいうと、他者の自我状態を想像し、想的自我を作りそれに同一化します。

自分のして欲しいことを相手にするのでは、相手への思いやりや親切ではなく、お節介になってしまいます。

相手の身になって、相手の立場に立って、相手の望むことを考えます。

思いやりは、まず相手と自分の主体の入れ換えをします。

すると、今度な自分が相手から思いやりをかけられます。

また、主体を入れ替えて、自分が相手を思いやる…と何回も相互に繰り返されます。

 

 

愛着から愛へ

 

愛着は優しさと思いやりの積分値です。

この間、関わり続け持続します。途中で放棄し挫折してしまうと、愛に至りません。

対象への愛は、持続する時間の中で養われます。

そのために、少しでも意見が合わなかったり、自分の想い通りにならなかったり、理解されない時、「もういい」と諦めないで関わり続け、合意に向けて会話し続けます。

 

諦め半分であったり、面倒くさくなっていい加減な同意をしない。それは見せかけの合意の妥協です。

これでは親密さは育ちません。親密とは、関心と愛着と会話による理解を積分したものです。

 

対象への関心を固定する能力が愛着です。まるで糊のように対象にくっ付きます。

愛着が無ければ、関心が剥がれ落ちてしまいます。

 

私たちは一人では生きられない「寄る辺なき存在」として、この世に生まれます。

愛着を作ることで無力と劣等感は克服され、対象他者にくっ付けば、無力な寄る辺なき存在ではなくなります。一人の不安はなくなり、安心安全が得られます。

安心感は心のゆとりと余裕を生みます。

いつも一人でビクビクすることなく、劣等感から人と競争することもありません。

愛着によって、「共に生きている」、「支えられている」と感じられます。

 

  

愛の始まりは、平等、対等、会話でした。(ブログNo.102「平等、対等な関係の家庭で、子供は愛着と会話を学びます」)

その交流を通して、優しさと思いやりを作り、愛着に移行します。

この時、自分は独りぼっちの不安、見捨てられる心配から逃れ、自由と安心安全に至ります。

ここで心のゆとり、余裕、豊かさが幸せを作り、「共に」と「支え」を得て、最後に愛になります。

 

     ライト.a精神科学研究所 登張豊実

 

LAFAERO1 大澤秀行 『メタ言語』テキストより筆者まとめ)

 

ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。

20261月メルマガNo.190 のテーマは、「居場所:愛は家庭で父母から学ぶ」です。

興味・関心のあるか方はこちら

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*我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。

著書:大澤秀行 著

『病気は心がつくる』論創社

『令和の徒然草』論創社

『こころの科学』講座 テキスト13

『メタ言語』講座 テキスト19

『夢分析』講座 テキスト19

『蝉成阿縷』講座 テキスト18

詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ をご覧ください。

 

*ライト.a精神科学研究所、登張豊実への

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Last updated  2026.01.06 06:40:04
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