000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ライト.a精神科学研究所ブログ

ライト.a精神科学研究所ブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

ライト.a

ライト.a

Calendar

Archives

Category

Recent Posts

Comments

コメントに書き込みはありません。

Keyword Search

▼キーワード検索

2026.01.16
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

  



母の表情、目

 

ラカンのいう対象aの基は“母”。

子供は母との関わりの中で、関わり方の方法を見い出します。

まだ言語がない時代の子供は視覚に頼るしかないため、母の表情を見て、一定のパターン・型を作ります。

母がいつも笑顔か、怒っているか、悲しそうな顔か、辛そうな顔か。この表情で母のパターンが決まります。

 

子供にとって、母の笑顔以外、普通の顔も怒っている、になることを気に留めておきます。

言葉では「OK」と言っても、顔の眉間にしわでしかめっ面では、本当にOKしたことになりません。

子供は母の表情をよく見ています。

笑顔が無いと、「お母さん、怒ってる?」と訊きます。こう言われた時は要注意です。

お母さんたちに「笑顔が一番。子供はお母さんの笑顔を求めてます」と話したところ、あるクライアントは、「鏡の前で笑顔の練習をした」と言いました。素晴らしいです。

 

表情の中でも大事なのは目です。

「目は口程に物を言う」と言うように、多くを語ります。「目が笑っている」、「目が怒っている」「目が泳いでいる」という表現があるくらいです。

子供は母が怒っているかどうかの確認を、母の目に近づき、のぞき込み、そのまなざしで判断します。

 

 

母を規定する

 

言葉や文字で言い表し、決めることを「規定」といいます。

母のまなざしの中に母のパターンが定式化し、母の性格を言葉で「こういう母」というように象徴化します。

例えば、いつも笑顔の母には、優しい母、自分を見守ってくれている母、大好きな母など子供なりにパターン化し母を言葉で言い表し、母を規定します。

表情、目が怒っていると、「鬼の母」と規定します。

子供が最初に母のまなざしをどう規定したか。それは様々ある中のどの母を見たか、そして、母がどの顔を子供に見せて来たかです。

 

 

人のせいにするか、自分を消すか

 

母の目に、瞳に子供は自分がどう映っているか見ています。

かわいい子か、いい子か、憎たらしい子か、悪い子かと。

そうして、母の目に映る自分の自己表象が決まります。

母の目が怒っていれば、子供は自分が母を怒らせたとなります。

母との鏡像関係の中で、母の怒りの表情を作りだした原因は自分だと子供は考えます。

 

母の側も、精神が未熟だと「私をこんなにイライラさせるのは、この子のせいだ」になります。

 

これは、特に悪いことは全て「人のせい」という考え方です。

自分の想い通りにいかないのも、不幸なのも他者のせい、社会のせいで、自己の責任は一切ない。

これおでは、反省も自分を改めることもありません。

 

幼い子供が母に「私がこんなに不幸なのはあなたのせいだ」と言われれば、罪人ですが、冤罪です。

子供にはそのことの是非を判断する能力はなく、自分に罪はないのに、罪を掛けられたと同じです。

罪人として生きていくことになる。

また、「自分が母の怒りの原因だ」となり、「私さえいなければ母は幸せになれる。この家は丸く収まる。」更に、「私さえいなければいいんだ」となり、うつ病者がよく言う「消えたい」になり生きる意味を失います。無力になり、動けなくなります。

 

 

母の名残(母の隠喩・換喩)

 

母が子供にどういう自分を見せたか、子供は母の何を見たか。その母を子供はどう規定し、記憶したかによります。

対象aは、この母の印象と記憶で構成されていて、自分の好みが生活の中にあります。

そこに母の名残を求めています。

しかし、母を対象aという記号に居置き換えたので、母そのものは存在せず、母を隠喩・換喩した言語になります。

 

     

意味を変えずに形式を変えることを「換喩」と言います。

母を食で換喩すると、食に関する仕事をする、料理人になる。

母の髪に振れた印象と記憶があれば、美容師になる。

母を温もりで換喩すると、温泉に入る。

母の声は音楽に換喩される。というようにです。

自分が好きなもの、身の回りに置くものは全てそうだと言えます。

母は換喩と隠喩され、そのシニフィアンの連鎖は留まることはなく、生きる意味が無い虚無感に捉われることはありません。

平凡に、しかし楽しく生きられます。

 

     ライト.a精神科学研究所 登張豊実

 

LAFAERO1 大澤秀行 『メタ言語』テキストより筆者まとめ)

 

ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。

20261月メルマガNo.190 のテーマは、「居場所:愛は家庭で父母から学ぶ」です。

興味・関心のあるか方はこちら

 http://www.mag2.com/m/0001106260.html から登録してください。

 

*我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。

著書:大澤秀行 著

『病気は心がつくる』論創社

『令和の徒然草』論創社

『こころの科学』講座 テキスト13

『メタ言語』講座 テキスト19

『夢分析』講座 テキスト19

『蝉成阿縷』講座 テキスト18

詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ をご覧ください。

 

*ライト.a精神科学研究所、登張豊実への

セラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。

メアド:laito.a.mslgmail.com

         ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策)

 セラピーの他に、『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。

 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ、依頼」と入れてください。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.01.16 07:18:45
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X