「家族の食事の大切さ -9の定義-」 ブログNo.105
人間としての食体験には9つの定義があると、師は言います。1.共に食べる(共食)2.会話普通の家族の食事は、家族という集団で生活しているので、楽しく会話しながら食べます。「家族団らん」というように、家族が集まって和やかに食事を楽しみます。そこで子供は、学校であったことなどを我先にと話します。他愛のない話ができる場です。家族の崩壊は孤食に始まります 3.手作りスーパーの総菜や冷凍食品ではなく、母親が作った手料理をが食卓に並びます。母は忙しい時間がないと言って手抜きをし、子供が高校生・中学生・小学生であっても、家族の食事を作らせたという話をよく聞きます。食事作りの手伝いを、子供がしたいと言わないのにさせるのは、母の甘えです。親子逆転です。ある例では、お正月のお節を子供の頃から手伝わされたため、大人になってお節を作らない。更には、小学校から食事を作らされ、子供の時から一生分料理をしたので、大人になってから全くしません。40代の娘が働いて、80代の母親が毎日台所に立って料理します。つけが回りました。 4.食べたい時に5.食べたい物を6.食べたいだけ食べる子供は自分の感覚・知覚を自分で感じ取れることが大事です。食べたくない時に、食べたくない物を、食べたくないのに食べさせられたら人間の食事ではありません。それは餌です。子供は自分の好きな食事、メニューをリクエストします。ご馳走だから、お母さんがせっかく作った自慢の料理だからと、「食べろ、食べろ」と言われ食べさせら、とても美味しくは食べられません。 7.温かいものは温かく食べる8.冷たいものは冷たいまま食べる9.それらが美味しい。温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、その料理に適した温度で食べてこそ美味しいものです。 精神分析では、「食=母」という公式があります。人間が生まれてはじめの食事は、母のオッパイだからです。母のオッパイをどのように飲んだかが大事です。母が落ち着いた心で、我が子を愛しい可愛いと思いながら、目を見つめ微笑みながら授乳します。ここで躓くとアルコールかグルメ志向で終わってしまいます。飲むことと食べることにしか楽しみ、喜び、享楽が無く、その他、いろいろな対象があるにも拘わらず、食で止まり、食だけを反復します。拒食症は母を拒むことで、過食症は母を過剰に摂り入れることで、愛情欠損性格の典型といいます。 おふくろの味というのがあります。ところが母の作る料理はどれも不味かったとしたら、おふくろの味にはなりません。コンビニのお弁当がおふくろの味では困ります。 コンビニのお弁当などまだましな方で、ドックフードを食べさせられたという例がありました。また、腐ったものを出されて食べて、嘔吐したというのもあります。こうなると、母は信用できなくなります。 おふくろの味とは、母は気まぐれで味にむらがあり、毎回同じ料理でも微妙に味が違います。同じ味は二度と作れない、それが味わいとなります。キューピーのコマーシャルにあるように、「愛は食卓にあり」です。母親が家族に美味しいもの、好むものを食べさせてあげたい、身体と心の栄養になるようにと、最後の仕上げに愛を一つまみ入れて、家族を思って作る料理は最高であり、普通であること。そんな家族の食事風景が無くなってきているのではないかと危惧します。 ライト.a精神科学研究所 登張豊実 (LAFAERO1 大澤秀行 『メタ言語』テキストより筆者まとめ) ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。2026年1月メルマガNo.190 のテーマは、「居場所:愛は家庭で父母から学ぶ」です。興味・関心のあるか方はこちら http://www.mag2.com/m/0001106260.html から登録してください。 *我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。著書:大澤秀行 著 『病気は心がつくる』論創社『令和の徒然草』論創社『こころの科学』講座 テキスト1~3『メタ言語』講座 テキスト1~9『夢分析』講座 テキスト1~9『蝉成阿縷』講座 テキスト1~8詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ をご覧ください。 *ライト.a精神科学研究所、登張豊実へのセラピー、講座、その他の問い合わせや依頼は下記までください。メアド:laito.a.msl☆gmail.com ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパム対策) セラピーの他に、『オールOK』子育て法等、個人講座もあります。 メールの件名に「セラピー・講座の問い合わせ、依頼」と入れてください。