Lake Moraine ~Book Cafe~

2011/11/04(金)01:08

コミック 百器徒然袋 瓶長  

コミック/アニメの話(130)

 京極作品は原作をいまだ一冊も手にしないまま  志水アキ 描く所のコミック版を堪能するばかりの私  今作は 眉目秀麗、頭脳明晰、  生まれも育ちもこれ以上望むものなさそうな  さらには 他人の記憶が”見える”特殊能力付き  ながら、、、  変な人の榎木津礼二郎シリーズ第二弾  うんっ? 第一弾レビューしたっけ 私? 書いてなさそう いやっ 仕切り直して( 何を?)  2巻目ということで 超ぶっとんだ榎木津礼二郎の描写は  ひかえめでしたが、 旧華族の彼の父親も超大物でかつ  超ぶっとんでいるということがわかりました。  話の要は 瓶もしくは甕(どちらも”かめ”)!    まずは 壷と甕の違いの話から文化的価値観の話になり  それにからんで ある甕にまつわる   人の欲、畏れ、悲哀が描かれますが  展開がコミカルで楽しく読めました。 そして 一度読み終わってから 再度読み直すと あちらこちらに 実にさりげなく、でもしっかり 伏線が”絵” で描写されているのに 圧倒されます。      1月発売の狂骨の夢 三巻も とっても楽しみです。  うんっ こっちもレビュー書いてない~ 【送料無料】百器徒然袋瓶長価格:609円(税込、送料別) 内容紹介 探偵榎木津礼二郎が活躍する京極夏彦の『百器徒然袋』 シリーズコミック化第2弾『瓶長』!  京極堂の憑き物落としも冴え渡る!

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