2013/01/24(木)18:35
ヤングシャーロック/ピラミッドの謎
シャーロック・ホームズ人気が半端ない状態で、
wowowも御多分にもれず、シャーロック・ホームズ特集で
実に懐かしい映画もやっておりました
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1985年制作 1986年日本公開
おほほ〜劇場でみておりますわっ!(開き直り)
監督はこの後にレインマンでアカデミー監督賞を
受賞したバリー・レビンソン監督ですが
公開当時は"スピルバーグ総指揮”というのが売りだった記憶が、、
物語はタイトルの通り
シャーロック・ホームズの若かりし頃
乙女心をくすぐる寄宿学校での
ワトソンとホームズの出会いと
連続自殺事件の謎を解く冒険活劇です。
そしてその冒険の顛末が
まあ頭は切れるんだけれど、
まだまだ、ただの頭でっかちで
どこの学校にも一人はいそうな
ヤング・シャーロックが
あ〜んなエキセントリックな(←脳内はもうカンバーバッチ)
性格の名探偵になっちゃたのね〜という展開です。
それに主役のシャーロックを演じるニコラス・ロウ
当然ですが背がとっても高く、
ひねたらカンバーバッチですかという風貌に
見えなくもなかったです。
ワトソン君はハリセンボンのはるなちゃんでした。
そしてヒロインとしてシャーロックのガールフレンドが
いるんですが、寄宿舎でそんなべったりでいいんかい?と
以前観た時に全然気にならなかったことが
カンに触ってしまいました。
物語の鍵をにぎるレイス教授はフェンシング披露して
くれて良い雰囲気でした。
モリアーティ教授も最後の最後に登場し
続編が期待されましたが そのまま
公開当時は最新のSFXも注目すべき点でした。
今観るとほほえましい演出ではあるのですが
冒頭のステンドグラスから飛び出してくる騎士や
帽子掛けの飾りのガーゴイルが動き出すシーンは
技術が追いついてない分、
演出する側の創造力の豊かさが素晴らしくて
特殊撮影の神様ハリー・ハウゼン御大の作品を
観るような心にき〜んと響くシーンでした。
残念だったのがワトソンが幻覚を観るシーン
彼は大の甘党で お菓子に顔があり手足が伸びて
襲ってくるシーンはこの作品で一番楽しみなシーン
だったのですが、、、ちょっと寂しかったです。
さてこのヤング・シャーロック なんと
リメイク決定だそうです!
『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』リメイクへ
キャリーもリメイクだと聞きますし
新たなネタ探しもしんどい時代なのでしょうね。