|
カテゴリ:カテゴリ未分類
『ザ・ユニヴァーサル・マインド・オブ・ビル・エヴァンス』という、
ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスが生前出演していたフィルムが DVD化されてレンタル店にあったので借りて観ました。 ビル・エヴァンスが実演をまじえてジャズの魅力から音楽の真髄までを 語り尽くすドキュメンタリーで、ビルの実兄で音楽教師でもあるハリーが ジャズの解説とビルへのインタビュー&司会進行を担当しています。 兄との対話を通して、実際にピアノを弾きながら、 インプロヴィゼーションやハーモニー、プレイヤーとしての ジャズへの向き合い方などについてビル・エヴァンスが語っているのですが、 実にわかりやすくて面白かったです。 中でも、特に印象に残った言葉を観ながらメモしたので、 以下にそのまま書いておきます。 「無意識に出来るようになるまで基本をやりつづける、 出来るようになったら別の基本をの繰り返し。 それができなくては何もできないのと同じ。 雑で無個性な演奏になってしまう。コントロール、判断も出来ない」 「いろいろなものに手を出すと、結局全てが見えなくなる。 自分は世界平和や人類のために人間として何ができるかなんて考えて、 全てを背負ったら倒れてしまう。 だから選ぶのさ。力を発揮できる分野を選び、そこで全力を尽くせばいい」 「アーティストに必要なのは、得た情報を自分なりに解釈することなんだ」 演奏シーンはそれほど多くないので、それを期待して観る人には 向かないかもしれませんが、 ビル・エヴァンスが好きな人、ピアノを弾いている人はもちろん、 ピアノ以外の楽器を弾いている人、歌を歌っている人は必見です。 観る前は「How To Play Jazz Piano」みたいな内容を想定していたのですが、 それよりはむしろ、ビル・エヴァンスが普段心がけていること、 思っていることを吐露していく内容になっています。 つまりプロミュージシャンが普段どういうことを意識して演奏し、 生活しているのかということを伝えている作品であり、 かなり深い内容の作品だなと思いました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|
|||||||