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2019年01月29日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
・25~30年ぐらい前に
 レンタルCD店で
 キング・クリムゾンのCDを
 ほぼ全部借りて聴いたことがありましたが、
 良かったのは
『クリムゾン・キングの宮殿』と『アースバウンド』だけ
 という印象でした。

 それ以来キング・クリムゾンのことは
 あまり意識にのぼることもなかったのですが、
 ネットかどこかで
「キング・クリムゾンの『太陽と戦慄』は、
 マイルス・デイビスの『ライヴ・イーヴル』から
 大きな影響を受けてつくられた」
 という文章を読んで、
 あらためてキング・クリムゾンに興味を持ち、
 YouTubeでアルバムの全曲を
 聴いてみようとしたところ、
 ほんの一部の曲しか聴くことができず
(おそらくロバート・フリップとその関係者が
 厳しくチェックしているのではないかと思います)、
 しかしライヴ映像は
 けっこう観ることができるので観たところ
 すごく良かったので、
 あらためてキング・クリムゾンの作品を
 まとめて借りて聴きました。
 以下に感想などを載せていきます。












「クリムゾン・キングの宮殿/キング・クリムゾン」【69】


 



 言わずと知れた名盤であり、
 もはや説明不要と言ってもいいかもしれません。
 抽象的かつ神秘的な世界観と
 浮遊感のある幻想的なサウンドによる、
 まさにプログレッシヴ・ロックの代表作です。
 中でも私は「風に語りて」が特に好きなのですが、
 高校生の時に習っていたドラムの先生が、
「風に語りて」の出だしのメロディーを歌いながら、
「これってマリファナ吸ってなきゃ出てこないよね~~、
 昔よく聴いたな~~」って言ってたのを
 思いだしました。
 あと以前は
「ムーンチャイルド」の後半の
 ギターのアドリブの部分が退屈なので、
 最初の歌のところだけを
 テープに録音していたぐらいだったのですが、
 今はそのギターのアドリブの部分が
 すごく面白く感じられます。














「ポセイドンのめざめ/キング・クリムゾン」【70】


 



 デビュー作『クリムゾン・キングの宮殿』を
 そのままなぞったかのような、
 同じようなタイプの曲が続くので、
 インパクトはないものの
 安定感のある作品になっていて、
 そんなに悪くないように思えます。
 中では「ケイデンスとカスケイド」が
 特に良いです。














「リザード/キング・クリムゾン」【70】


 



 フリー・ジャズ・ピアニストの
 キース・ティペットの参加によって
 作風に大きな変化があり、
 個人的には面白く感じているのですが、
 そのままメンバーにしなかったのは
 正解だったと思っています。
 あくまでも「スパイス」としての面白さだったと
 思いますので。
 てっきり1曲目の「サーカス」を聴いた時、
 従来のキング・クリムゾンの
 神秘的かつ幻想的なイメージの作風に
 戻ったのかと思いきや、
 そうではなくて
 いい意味でバラエティーにとんでいて、
 けっこう好きな作品です。
 













「アイランド/キング・クリムゾン」【71】


 



 ほぼ新メンバーによる作品で、
 部分的にキース・ティペットも参加しています。
 ボズ・バレルの繊細なヴォーカルによる
 神秘的かつマリファナ風味の作品と、
 メル・コリンズのサックス・ソロなどによる
 ブルースとジャズが混在した作品と、
 クラシックの作品が混在している感じで、
 今までのイメージとは大きく変わっていますが、
 けっこう良いのではないかと思います。














「アースバウンド/キング・クリムゾン」【71】


 



 カセット・テープで録音された音源のため
 音質はかなり悪いのですが、
 高校生の時にレンタル・レコード店で借りて聴いた時は、
 逆にそれが演奏のワイルドさを
 引き立てているように感じて、
 曲が長すぎると思いつつも、
 けっこういいなと思った記憶があります。
 今回あらためて聴いてみると、
 かなり音質が改善されていることに驚きました
(それでもブートレッグ・レベルだとは思いますが、
 私にとっては全く気にならないレベルです)。
『アイランド』と同じメンバーなのですが、
 まさに彼らの若き野性が解放されているかのようで、
 ブルース&ジャズの、
 この路線のキング・クリムゾンも
 続けてほしかったなと思えてきますが
(個人的にはキング・クリムゾンの中で、
 この路線が一番好きです)、
 さすがにロバート・フリップの考えとは
 この路線は違っていたようで、
 いったん解散し、
 メンバー・チェンジとなったようです。
 メル・コリンズ、ボズ・バレル、イアン・ウォーレスの3人は、
 ジョン・メイオール、アレクシス・コーナーに誘われ、
 そのメンバーになったとのことですので、
 やはりブルース路線が合う3人だったと
 いうことなのでしょう。














 I TALK TO THE WIND. Subt. español.KING CRIMSON.
















 King Crimson - 21st Century Schizoid Man (Live at Hyde Park 1969)
















 King Crimson "21st Century Schizoid Man" (1972.3.13) Denver, Colorado, USA














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最終更新日  2019年01月30日 00時28分09秒
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