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「フリーソウル~アル・クーパー」
本作品は『フリーソウル』的視点からの アル・クーパー作品集です。 『スーパー・セッション』ほかを聴いていった流れで、 試しに借りて聴いてみたのですが、 やはりこれはすごく良いです!! 曲自体は冷静に分析すると、 当時の黒人音楽やヒット曲などの おいしいとこ取りといった感じの 「コラージュ式作曲法」にのっとった作風だと 思えるのですが、 しかしそれはそれで才能ですし、 ポップでキャッチーな曲をつくれるのは たいしたものだと素直に思います。 そして何より私がアル・クーパーを評価するのは、 その「歌詞の世界」なのです。 赤裸々なまでに自分の思いをさらけだし、 いくらなんでもさらけ出しすぎなのでは? と思うほどさらけだし、 そしてその思いがあまりにも純粋なので 素直に感動してしまうのです。 実はブログを始めた当初の私が モットーにして志していたような、 そんなスタンスに対して 否が応でも親近感を感じてしまうのです。 「いさぎよい男らしさ」というか 「女々しさを素直に自覚した上での男らしさ」 といいますか、 そんなスタンスが、 ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」での オルガン・バッキングなどにも 出ているように感じられるのです。 いつかアル・クーパーの全作品も 借りて聴いてみたいなと思っています。 Al Kooper-Jolie Al Kooper - Back on my feet AL KOOPER Where Were You When I Needed You ・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月01日 00時51分18秒
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