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2019年02月01日
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「ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック」【68】


 



 ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズの
 メンバーだった
 ピーター・グリーン(g、Vo)ジョン・マクヴィー(b)
 ミック・フリートウッド(ds)の3人が意気投合し、
 ジェレミー・スペンサー(g、Vo)を加えた4人で
「フリートウッド・マック」は結成されました。
 当時のイギリスには
 ブルース・ブーム旋風が巻き起こっていたようで、
 フリートウッド・マックは
 その中心的な存在のバンドだったようです。
 フリートウッド・マックは、
 チキン・シャック、サヴォイ・ブラウンとともに
 3大英国ブルース・バンドと呼ばれ、
 その3バンドとも
 若き名プロデューサーである
 マイク・ヴァーノンが担当して売り出したバンドであり、
 つまりブルース・ブームの影に
 マイク・ヴァーノンありと言っても
 過言でないのかもしれません。

 本作品はフリートウッド・マックの1stアルバムですが、
 まさに黒人的なブルースを演っています。
 というか、
 レコードをお手本に
 本場ものの黒人のブルースを
 見よう見まねで演っているうちに、
 デフォルメっぽく感じられるほど
 黒人以上に黒人っぽいブルースに
 なってしまったという感じなのかもしれません。
 B.B.キングなどをお手本にした
 オーソドックスなスタイルのピーター・グリーンと、
 エルモア・ジェイムス・スタイル一筋の
 ジェレミー・スペンサーという
 2人の個性の全く違ったギター&ヴォーカルの存在が、
 バンドの特徴になっているように思います。
 1stアルバムは後の作品に比べて
 荒削りな感じがしますが、
 その分ほとばしる若さに溢れています。
 
 












「ミスター・ワンダフル/フリートウッド・マック」【68】


 



 フリートウッド・マックの2ndアルバムなのですが、
 次に紹介する予定の『英吉利の薔薇』と
 曲がかなり重なっているので、
 2つで1つの作品みたいにとらえて
 書かせていただきますが、
 個人的には『ミスター・ワンダフル』と『英吉利の薔薇』が
 ブルース時代のフリートウッド・マックの
 スタジオ録音作品の中では一番好きです。
 ピーター・グリーンとジェレミー・スペンサーの
 いいところが出まくりで
(ジェレミー・スペンサーのエルモア・ジェイムス節は
 全部同じに聴こえるので
 くどくはあるのですが、
 作品全体としてはそれも良さに感じられます)、
 ベースとドラムももちろんゴキゲンで、
 ホーンセクションやピアノも入って、
 3人目のメンバーであるダニー・カーワン(g、Vo)の
 オリジナルも収録されていて
(『ミスター・ワンダフル』の
 ボーナストラックがたくさん入ったヴァージョンのCDには)、
 まさに白人ブルースの最高峰といっていい
 作品なのではないかと思います。

 












「英吉利の薔薇/フリートウッド・マック」【69】


 



 Amazonを観ていた時に、
 本作品の「異様なジャケット」が目に留まり、
 試聴していくうちにはまっていった
 きっかけとなった作品なので、
 このジャケットでなかったら、
 フリートウッド・マックを聴きこんでいくことは
 なかったでしょうし、
 フリー、ジョン・メイオール、クラプトンと、
 聴き込んでいくこともなかったので、
『ミスター・ワンダフル』
(のボーナストラックがたくさん入ったヴァージョンのCD)と
 ほぼ重なっている収録曲のCDではありますが、
 あえてここに載せておくことにしました。
 あと一応書いておきますと、
「ブラックマジック・ウーマン」は
 サンタナで有名になった曲で、
 私はてっきりサンタナのオリジナルの
 もともとラテン風味の曲かと思っていたのですが、
 おそらくオーティス・ラッシュの「オール・ユア・ラヴ」を
 イメージしてつくられたと思われる
 フリートウッド・マックのオリジナルのようです。














「聖なる鳥/フリートウッド・マック」【69】


 



 日本人にはわかりにくいのですが、
 妊娠した修道女が鳥の剥製を抱えているという
 モンティ・パイソン的なセンスの
 ジャケット写真のアルバムです。
 そういえば
『ミスター・ワンダフル』と『英吉利の薔薇』の
 ジャケット写真も、
 ミック・フリートウッドをモデルにした
 奇妙なセンスのジャケットであり、
 共通しているといえばしているような気がします。
 本作品も収録曲が異なる
 いろんなヴァージョンがあるCDなのですが、
 私が好きなのは、
 スロー・バラッド・ブルース曲
「ニード・ユア・ラヴ・ソー・バッド」の
 たくさんのテイクがおさめられているCDです。
 ピーター・グリーンのアドリヴ・ソロは
 毎回違うので、
 同じ曲でも何回聴いても飽きないのです。














「オリジナル/フリートウッド・マック」【67~69】


 



 ブルース時代のフリートウッド・マックの
 未発表曲集です。
 本作品のピーター・グリーンは最高です!!
 なぜお蔵入りになったのかが不思議なくらいです。
 特にインスト曲「フリートウッド・マック」が
 最高に良いです。
 もちろんジェレミー・スペンサーの曲も
 ダニー・カーワンの曲も良いです。
 
 ブルース時代のフリートウッド・マックは、
 ローリング・ストーンズよりも
 ライヴの集客が多かったとのことで、
 かなりの人気があったようなのですが、
 のちにピーター・グリーンが
 LSDの後遺症でおかしくなって(?)脱退し、
 ジェレミー・スペンサーも新興宗教にはまって脱退し、
 ダニー・カーワンも失踪して脱退と、
 3人のフロントがいなくなってしまうのです。
 それはまるで、
「悪魔に魂を売って
 黒人顔負けのブルース・フィーリングを手に入れた3人が、
 時期が来たら約束通りに…」
 というストーリーを地で行っているかのようにすら
 思えてきます。
 それほどまでにこの3人、
 特にピーター・グリーンは、
 ブルースフィーリングに溢れた演奏と歌を
 残しているのです。














 Fleetwood Mac - Stop Messin' Round
















 Fleetwood Mac Black Magic Woman
















 Peter Green's Fleetwood Mac ¨A fool no more¨
















 FLEETWOOD MAC : WINDSOR 1967 : INSTRUMENTAL














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最終更新日  2019年03月07日 14時13分09秒
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