・昨日の朝から昼にかけての
　母の手術が無事うまくいきました。
　心底ホッとしています。

　家の中で転んだ時に、
　右の肩の骨を酷く骨折した上に
　頸椎も軽く骨折しているため、
　首を固定したままでの
　右肩の手術だったので、
　かなり全身麻酔をきかせていたためか、
　手術直後はほぼ昏睡状態だったので
　私は帰宅し、
　次の日（つまり今日）の昼と夕方に
　お見舞いと身のまわりの世話をしに
　母の病室に行くと、
　通常の母のテンションとは違った感じの
　ボヤキ漫談の入ったトランス状態のような感じで、
「昨日はほんとに酷い目にあった」から始まって、
　いつになく「いいたいこと」を
　脈略関係なくまくしたてていまして、
　いい意味での「年寄りのかわいさ」を
　醸し出している感じでした。

「なんか麻薬をキメているミュージシャンみたいだね」と
　私が言うと、
　嬉しそうにわざとボヤキを始めたりもするのですが、
　おそらく麻酔が体に残っているための
　状態でもあるのかなと思っています。
　麻酔が完全に抜けたら、
　元に戻るでしょう。



　御茶ノ水の「ディスクユニオン」の駅前店で、
　マイルス・デイビスの
『ザ・セラー・ドア・セッションズ 1970』（６枚組）の
　日本盤の中古ＣＤが安く出ていたので、
　これまた安く出ていた
『ザ・コンプリート・イン・ア・サイレント・ウェイ・セッションズ』（３枚組）と
『ビッチェズ・ブリュー』（ＳＡＣＤ盤）と
　デラニー＆ボニー＆フレンズの
『オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン』（４枚組）の
　日本盤の再発売ＣＤと一緒に
　買いました。

『ザ・セラー・ドア・セッションズ 1970』は、
『ライヴ・イーヴル』の元になるライヴ録音で、
　４日間10セットのライヴのうち、
　６セットが完全に収録されている６枚組のＣＤなのですが、
　あらためて何度聴き返しても最高で、
　しかもメンバーほかのエッセイなどが
　解説文に載っているので、
　より立体的にこの時期およびこのライヴについて
　知ることが出来て、
　まさに幸せ気分です
（『オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン』も
　英文ライナーノーツの訳文がついているので、
　当時の様子が臨場感とともにわかって
　これまた最高です）。
　やはり好きな作品については、
　とことん情報を集めるべしと
　あらためて思った次第です。

　あらためて『ザ・セラー・ドア・セッションズ 1970』は、
　マイルスのライヴＣＤの中で
『コンプリート・ブラックホーク』（４枚組）とともに
　No.１の傑作で、
　全ジャズのライヴＣＤの中でも
　ジョン・コルトレーン＆エリック・ドルフィーの
『ザ・コンプリート 1961 ヴィレッジ・ヴァンガード・レコーディング』（４枚組）や
　デクスター・ゴードン＆ワーデル・グレイの
『ザ・チェイス』とともに
　No.１の傑作だと
　あらためて思っています。
　


　サックスのリードについて
　先日書きましたが、
　ソプラノは
　ヴァンドレン・クラシックの
　３.５番のリードで
　バッチリ良い感じなのですが、
　テナーはリコの３番がやはりキツいので、
　同じ位の硬さの
　ヴァンドレンＺＺの３番と
　ラヴォーズのミディアムを
　買って試してみました。
　いずれもキツさは変わらないものの
　いけるリードはそれぞれ数枚あるという感じで、
　どっちかというとヴァンドレンＺＺの３番の方が
　吹き込めばいけそうな感じがしたので、
　保険としてヴァンドレンＺＺの２.５番を買って、
　あらためてリコの３番を吹いてみたところ、
　けっこう良い感じで吹けるのです！！
　１回吹いたあと（濡らしたあと）吹いたので、
　いい具合にリードがくたびれてくれたのと、
　他のリードを試したことが相乗効果となって
　いい結果につながっているのかなと
　想像しています。
　ちなみにヴァンドレンＺＺの２.５番も
　ヴァンドレンＺＺの３番も
　ラヴォーズのミディアムも、
　ダメなリード（ムリなリード）は
　ダメなまま（ムリなまま）ですが、
　それ以外はいい感じになってきていました。
　この調子で引き続き回数を重ねて
　吹き込んでいこうと思っています。

　しかしここ10数年の私は、
　リードやマウスピースや楽器などに
　悩んだことはなくて、
　ひたすら奏法についてのみ
　考察＆練習していた感じだったのですが、
　リードについてここまで考えるのは
　かなり久しぶりであり、
　すごく勉強になっています。



　森山加代子さんが亡くなったことを
　知りました。
　リアルタイムでは
　懐メロ番組で観たか観ないかといった感じで、
　中古レコード店でシングル・レコードを買ったり
　レンタルＣＤ店で借りて聴いたぐらいなのですが、
「メロンの気持ち」とか好きでした。
　YouTubeで観てみると、
「見た目」もすごく良くて
　ビックリしました！！
　どこかで見た感じがするので、
　しばらく思い出そうとしていたら、
「土屋太鳳」に似ていることに気づきました！！
　私はここ最近では、
　コンビニや電車やＴＶや街などで
「土屋太鳳」「水原希子」「佐藤栞里」などの
（他にもいますが今思い出せるのはこの３人です）
　顔を見かけると、
　目が釘付けになるので、
　森山加代子さんにも
　目が釘付けになったということなのです。

　ご冥福をお祈りします。







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