【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

サイド自由欄

2019年10月21日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
・一昨日(19日)の朝から昨日(20日)の昼まで、
 河口湖のスタジオで行われた
 ジャズピアニストの寺下誠さん主催の
 ジャズセミナーに行ってきました。
 ジャズセミナー自体は
 18日の夕方から今日の昼まで
 3泊4日行われたのですが、
 私は1泊2日のみ参加してきました。

 ジャズセミナー(ジャズセッション合宿)は
 以前は長野県菅平で行われていたのですが、
 昨年から河口湖の『キャメロット』という
 宿泊出来るスタジオに場所を移しています。
 私は2016年10月以来の3年ぶりの参加で、
 2016年のジャズセミナーのレポートは
 ここに書いてあります。


 東京駅八重洲南口 8:40発の高速バスに
 無事に乗ることは出来たのですが、
 どうやら到着予定よりも
 かなり遅れそうなことがわかり、
 結局渋滞で2時間10分遅れて
 12:50に河口湖駅に着きました。
 車中での寺下さんとのショートメールのやりとりで
 13時を過ぎたら
『キャメロット』での昼食はとれないことが
 わかりましたので(保健所の指導とのことで)、
 駅の食堂レストランでチャーシュー麺を食べ、
 車中で頭痛になったので頭痛薬を飲んで
『キャメロット』に向かいました。
 雨がすごく降るという予報だったので
 傘を持っていき、
 ソプラノ・サックスは持っていかずに
 テナー・サックスだけにして、
 リュックを背負って
 バッグを1つ持って行ったのですが、
『キャメロット』のHPの地図を見ると
 駅からスタジオまでは
 けっこう歩くことになりそうなので
 雨が降っていたら
 タクシーを呼ぶつもりでいたのですが、
 幸い雨は降っていなかったので
 歩いて『キャメロット』に行きました。
 歩いてみるとやはり20~25分くらいかかり、
 けっこうきつかったので、
 今回はソプラノ・サックスは持ってこなくて
 正解でした。


 13:40頃に『キャメロット』に到着し、
 ロビーでなじみの人たちに挨拶し、
 パンフレットを貰うと
 13時から18時半まで「Aスタジオ」に
 私の名前があったので行きました。
 まだセッションは始まっていなかったので、
 私の泊まる部屋を案内してもらい、
 しばらくするとセッションは始まりました。
 曲目とメンバーをメモしておいたので、
 以下に演奏された曲目を書いておきます。

「Autume Leaves」
「How Deep Is The Ocean」
「Confirmation」
「Out Of Nowhere」
「The Days Of Wine & Roses」
「I Want To Talk About You」
「Billie's Bounce」
「Stella By Starlight」
「Caravan」
「There Will Never Be Another You」
「Smile」
「There Is No Greater Love」
「Old Folks」
「Ladybird」
「Song For My Father」
「Blue In Green」
「Bluesette」

 の17曲で、

 私は
「Confirmation」
「Billie's Bounce」
「Smile」
「Ladybird」
 の4曲に参加しました。

 ほぼ大半の曲に
 高瀬龍一(tp)さん、高橋知己(ts)さん、
 K(b)さん、千光士実(ds)さんが参加して下さり、
 多くの曲に
 田山勝美(p)さん、寺下誠(p)さんも
 参加して下さり、
 しかもゴキゲンな演奏の連続なので
 聴いているだけでも得した気分になりました。
 なのでこのAスタジオのセッションだけで
 参加費の元がとれたような心地でして、
 すっかりいい気分になるとともに、
 自分の課題がはっきりとわかり勉強にもなり
 まさに大きな収穫を得ることが出来ました。
 個人的には
 今までの「ジャズセッション合宿」の中で
 一番の収穫があったセッションと言っても
 過言ではないのではないかと思っています。


 夕食は「焼き肉の鉄板焼き」で、
 すごく豪華でボリュームがあって美味くて
 大満足でした。


 22時半から
「明日帰る人を中心にしたバンド」の
 発表会があるので、
 その「明日帰る人」の1人である私も
 急遽バンドを結成すべく
 バンドのメンバーを
 決めなくてはならないので、
 食堂とロビーで会った
 ベースのNさんとピアノのIさんにお願いし、
 ドラムは礒見さんに決まりました。
 曲は「スマイル」を演ることにし、
 バンドのリハーサルの時間になりました。

 最初私は
 ジャッキー・マクリーンやデクスター・ゴードンの
 ハードにスウィングする「スマイル」をイメージし、
 そのように考えていたのですが、
 礒見さんはあくまでも
「スマイル」といえば
 原曲のバラードのイメージをとのことで、
 ならば私も今回は「歌詞」をイメージした
「歌」をサックスで表現する方向で
 演ってみようと思い、
 曲のサイズも従来は、
「テーマ=16×2+2=34小節」で、
「アドリブ=16×2=32小節」にしていたのですが、
 今回はアドリブもテーマと同じ
「16×2+2=34小節」で演ることにしました。


 バンドリハーサルが終わり、
 発表会の会場でもある「Aスタジオ」に行くと、
 ピアノのKさんが1人で
 ブルージーなピアノを弾いていて、
 私に気づくと
「Born To Be Blue」を演ろうと
 言われましたので、
 演りました。
「Born To Be Blue」は、
 かつて私とKさんが
 一緒にライヴを演っていた時の
 レパートリーの曲なのです。
 Kさん以外の人と
「Born To Be Blue」を演る機会はあまりないので、
 すごい久しぶりでメチャクチャ楽しかったです!!


 30分ぐらい部屋で横になると、
 頭痛がだいぶ緩和されてきました。
 タブレットでYouTubeの
 ナット・キング・コールの「スマイル」を聴きながら
 歌詞を確認しつつ
 何回か歌ってみました。


「Aスタジオ」に行くと、
「発表会」が始まりました。
 7バンド出るうちの最後が
 私のバンドの出番でした。
 女性ボーカルのYさん、
 女性ボーカルのSさん、
 ヴァイオリンのHさん、
 ベースのKさん、
 ベースのKさん、
 ピアノ&ヴォーカルのCさん、
 のバンド
 それぞれみんな素晴らしかったので、
 プレッシャーを感じつつ
 ステージに上がりました。

 メンバー紹介と直前に考えたMCをして
「スマイル」の演奏を始めたのですが、
 意識を完全に「歌」に置いて演奏していたので、
「曲の構成」についての意識は
 完全に頭から飛んでしまっていました。
 なのですごく気分よく演奏しつつも、
 2コーラス目からは
「何か変だな」と思いつつ演奏し、
 何となく危険を察知して
 2コーラスでソロを終わらせました。
 ピアノソロの時に、
「テーマと同じサイズでソロを吹くこと」を
 思い出し、
 茫然自失状態に……。
 そう、「16×2=32小節」のつもりで
 ソロをとってしまっていたので、 
 2コーラス目以降は
 ピアノ&ベース&ドラムスと2小節ズレたまま
 知らずに吹いていたのでした……。
「うわ~~~、やっちまったよ」と……。
 でもしかし何とか何事もなかったかのように
 最後のテーマとアレンジを演奏し、
 拍手とともに終わることが出来ました。

 演奏が終わって
 ピアノのIさんとベースのNさんと
 反省会をしていると、
 田山さんがそのことを
 はっきりと指摘してくださったので、
 感謝とともにあらためて愕然となったのですが、
 何人かの人たちから
「『スマイル』すごく良かった!!」と
 声をかけていただき、
 何人かの人には
「ソロで途中でズレて失敗してしまいました……」
 と返したのですか、
「そんなのは些細なことですよ、
 そんなの気にならないぐらいすごく良かったです」
 と言っていただき、
 少しはホッとしました。
 実は最近までこのことを引きずっていたのですが、
 録音を聴き返しながら、
「かえって無難にうまくいくより
 教訓になって良かったのでは」と
 心から思えてきています。
 寺下さんからは、
「lalameansの『スマイル』を聴いていたら、
 進駐軍時代のジャズとか、
 ニューヨークで聴いた年配の黒人のテナーを
 思い出したよ。
 聴いていると
 何かすごく大きなものに包まれているような感じがして
 安心できるんだよな。
『Why Don't I?』っていう曲知ってるだろ?
 今度1人で演ってくれよ。
 ニューヨークで停電した時に
 ロリンズは1人で演ったんだからよ」
 という独特のアドバイスを頂きました。


 セッションの時間になりました。
 演奏された曲目はメモしていないので、
 私が参加した曲について書いてみます。

 Kさんのピアノによる
「ファンクセッション」の時に
 思わず飛び入りして吹きました。
 ここ数年は「ビ・バップ」「ハードバップ」の
 フレージングを体に叩き込むべく練習しているので
 低音~中音域がメインで
 高音域はほとんど吹いていないような
 感じだったのですが、
 久々に低音から高音までフルに使った
 ファンクのフレージングを吹きまくり、
 すごく楽しかったです!!

「リコーダ・ミー」を
 久々に演ったのですが、
 最初はテーマに指がついていかないような
 状態だったものの、
 アドリブに入ったら、
 私の体の奥底にあるジョーヘン魂というか
 植松さん魂のようなものがうずいてきて、
 自然に指が動くような感じで
 気分よく演奏することができました。
 とはいっても指慣らしのような感じで
 たいしたことは演ってない自覚だったのですが、
 終わってから色んな人に
 絶賛の声をかけていただきました。
 中でもドラムスの吉峯さんとは
 ジョーヘン談義に花が咲いたような状態になり、
 気分はノリノリになりました♪

「エヴリデイ、アイ・ハヴ・ザ・ブルース」(B.B.キング)
 の時に、
 私も飛び入りするように言われたのですが、
 あんまり出過ぎるとしつこいかなと思って
 自粛してしまったのですが、
 今思うと出れば良かったかなと
 思えてきています。

 午前3時を過ぎたあたりで寝ようと思ったものの、
 女性プレイヤーたちと吉峯さんが
 一緒に演りましょうと言ってくださるので
 付き合うことにしました。
「If I Were A Bell」と
「There Will Never Be Another You」を演奏し、
 これまたすごく楽しかったです!!

 結局午前4時くらいまでセッションし、
 寝たのは午前4時40分頃でした。


 朝8時20分頃に起きて
 朝食を食べつつ歓談し、
 高速バスの本数と渋滞が心配なので
 ロビーにいるみなさんに挨拶をしつつ、
 9時50分頃に『キャメロット』を出ました。

 駅に着くと、
 10時半発の東京駅行きの高速バスに
 乗れるとのことで、
 お土産を買って無事バスに乗り、
 今度はスムーズに2時間で
 東京駅日本橋口に着くことが出来ました。


 今思い出しても
 すごく充実した「セッション合宿」でした。
 1泊2日はあっという間でしたけど、
 すごい密度の体験と収穫を得ることが出来ました。
 来年はぜひとも2泊3日で参加できたらなと
 思っています。










    ジャズ1




















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年10月22日 21時22分17秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

lalameans

lalameans

お気に入りブログ

清明(シーミー)でお… 穴沢ジョージさん

存生記 nostalgieさん
ちゃと・まっし~ぐ… ちゃと0508さん
とっちの Sands of T… とっち0407さん
新発想ビジネスヒン… シャルドネ。さん
お薦めNet Shoppingo… あるだん1956さん
映画と出会う・世界… 哲0701さん
うるとびーずの ♪MY … うるとびーずさん
昭和 PLAYBOYS プレジデント1969さん
マリィのつぶやき @マリィ@さん

コメント新着

 通りすがり@ Re:ゲームストップ対ヘッジファンド(01/29) 日立金属がプロテリアルにかわり上場をや…
 くるみ@ Re:渡邊良人=北村良人…まさか、あの北村家じゃないよね⁇(06/23) 私のおじいちゃんなんだけど…あなたが思っ…
 洗脳からの覚醒は学問道場を見ろ!@ Re:竹中平蔵は、早く刑場送りにすべき人間の屑。(07/11) 馬鹿メディアである、テレビ、新聞、週刊…
 ツネサン@ Re:「深川文六」についてのBBSでのやりとりを再掲載します(10/12) ずっと前から深川文六の足跡を探してたん…
 穂咲青二才@ Re:0か100かの性分ゆえに(03/27) 訂正 誤:備えてあった 正:供えてあった…
 穂咲青二才@ Re:0か100かの性分ゆえに(03/27) lalameans様  これまでありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.