カテゴリ:つれづれ
建築家の大矢先生が亡くなったのでお通夜に行きました。大手設計事務所から独立して名古屋で活躍された先生は、若手に対する指導にも熱心でした。
建築士に対してもそうですが、比較的新しい資格であるインテリアコーディネーターやインテリアプランナーに建築を教える場なども積極的に提供していました。そのひとつが、私も加入しているAIC(建築とインテリアを考える会)でした。 私が参加してから10年以上が経ちますが、その前身となる勉強会も数年あったと聞きます。現在では会員も増え、新年パーティーでは100人近くが交流に参加する規模の大きなものになりました。大矢先生が関わったのは当初の3年ほどですが、私も大変お世話になりました。 手元に大矢先生からの手紙が残っています。会を設立した理由として「・・名古屋と言う場所は東京、大阪に比べ情報、コミニケーション、社会人が勉強する場があまりにも小さいので、私の今までの経験を通して建築、インテリアの情報の場として・・・・皆さんの役に立てばと思い参加した次第です。」と記されています。 名古屋で頑張る建築士やインテリアコーディネーターに対しての温かい気持ちが思い出されます。先生の若手に対する、地域に対する、愛情を持った奉仕を少しでも引き継ぐことが出来れば、という思いに駆られます。 大矢先生、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 大矢先生のご冥福をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月16日 10時20分25秒
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