カテゴリ:地元の木で家を建てる
21日(金)は「天竜T.S匠の会名古屋支部」の集まりでした。
浜松から榊原さんも毎回来ていただいて、みかんも持ってきてくれて・・嬉しいです。 諸々の議題を討論して、今季最後の伐採体験の日程を決めました。 天竜スギの伐採同行体験会(与作ツアー) 2011年2月26日(土) 浜松市まで行きます。 といっても最近の浜松市はでっかくなっちゃって、巨大な「市」ですが、 取り敢えず船明ダムあたりで一旦集合して、たぶん水窪地区より奥で 伐採体験をすると思います。 詳細が決まったらご報告しますので 名古屋近辺の方で、「林業」や「山」、「日本の木」や国産材での家づくりに興味、ご関心のある方はお問い合わせ下さい。 加藤一高建築設計事務所 担当 丹羽かずたか lamb_418@grace.ocn.ne.jp 天竜T.S匠の会名古屋支部 天竜TSドライシステム協同組合 勇気のある人は、お願いしてチェーンソーに手を添えてもいいかも。 すごい振動と迫力です。 木を切り倒す瞬間は、思いの方向に木を誘導しなきゃいけなくて、ワイヤーで引っ張ったり、声を掛け合ったり、きこりの人たちの真剣さは怖いくらいです。 木を切るっていうのはすごく危険なものでもあるんです。 たぶん漁業なんかでもそうなんでしょうけど、 一次産業だからといって「のんびり」やっているわけではなくて、 大変な労力と手間、忍耐力や体力や精神力が必要なんだろうなと思います。 聞く話では、林業の労災保険の掛金はトップレベルの高さ(高額)だそうです。 安全に木を切り、安全に需要家の処まで木を運ぶには、林道が必要ですし、 土砂崩れなどが起きないように山を維持管理するためにも、 計画的な植林や伐採は有用です。 家づくりを考えている方々とお話をすると、木の家に対する関心が高いけれど、どこで山や木について勉強したら良いのか、何がホントの話で何が思い込みなのか分からないと感じているようです。 山の木を切る行為が、山の自然を守ることになるんだ、という考え方について、私たちは理解を深めていかなければいけないでしょうし、木造で家を設計する建築士もそれを伝えていくことが求められているのでしょうね。 会議では、吉田就彦氏 主催の 木暮人倶楽部 についても報告がありました。 2月14日に「ライブドリアード」というイベントが東京であります。 会からも何人か参加が決定。 shinrin2011 会議の後は、新メンバーの川島先生、青木先生をお誘いしてデニーズで「木の家」談義。 勉強になりました。 今年も、優しくきれいな国産スギ材での家づくりが一軒でも進められばいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月25日 11時08分05秒
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