テーマ:災害に備えよう!(128)
カテゴリ:暮らし
現在開催中のイベントですが、経済産業省が防災の日に関連してトイレットペーパーを備蓄するよう呼びかけるイベントを行なっています。 東海地震などの大災害が太平洋岸を襲った場合、トイレットペーパーの供給が不足する恐れがある、という啓発だそうです。 おじさん世代には 石油危機の時の騒動を思い出します。家庭内の収納に余裕があれば、備蓄しておいたほうが良いかもしれませんね。 そういう正論とは別に、業界にも事情があるようです。 トイレットペーパーを備蓄しましょう! ~トイレットペーパーの備蓄推進に関するパネル展示を行います~ 平成26年8月28日(木) 経済産業省 製造産業局 紙業服飾品課 本件の概要 経済産業省では、9月1日の防災の日に合わせ、経済産業省本館1階で、トイレットペーパーの備蓄推進に関するパネル展示を行います。 「備えあれば、憂いなし。」をコンセプトに、ご家庭での備蓄の必要性や備蓄用トイレットペーパーなどを紹介します。皆様のご来場をお待ちしております。 1.趣旨 毎年9月1日は防災の日です。大震災などの大規模災害の際には、トイレ不足が問題となりますが、この原因の一つとして、トイレットペーパーの供給不足が挙げられています。 東日本大震災では、店頭から食品とともにトイレットペーパーが無くなるなど、被災地のみならず全国的にトイレットペーパー不足が発生した事実があります。 さらに、現在、トイレットペーパーの国内生産の約4割は、静岡県で行われており、万一、東海地震等で静岡県が被災した場合、トイレットペーパーが全国的に深刻な供給不足となるおそれがあります。 経済産業省の働きかけを受け、日本家庭紙工業会では、「トイレットペーパー供給継続計画」を策定し、災害の際には、その構成員であるメーカーがトイレットペーパーの増産等を行うことになっていますが、それでも1か月程度の混乱が予想されます。 このため、普段からご家庭で、日常用のトイレットペーパーとは別に1か月分程度のトイレットペーパーを備蓄されることをおすすめします。なお、備蓄は、普段お使いのトイレットペーパーの他、芯なし・長巻で省スペースでの収納可能な備蓄用トイレットペーパーを備えておく方法もあります。 本年の防災の日を機に、ご家庭でのトイレットペーパーの備蓄をはじめましょう。 2.展示概要 日程:平成26年9月1日(月)~9月5日(金) 会場:経済産業省本館1階 (財務省側広報スペース) 主催:経済産業省製造産業局紙業服飾品課 展示協力:日本家庭紙工業会、NPO法人緊急災害備蓄推進協議会 展示内容: 日本家庭紙工業会の取組紹介パネル NPO法人緊急災害備蓄推進協議会の取組紹介パネル 備蓄用トイレットペーパーの実物 など なんで「備蓄用」と大書きしてあるかというと、いつも使っているトイレットペーパーを保管していると、間違えて普段使いしてしまって、気づいたら備蓄用が無い!ということを防ぐためだそうです。 一方 ブルームバーグでは次のように報道しています。 トイレットペーパー備蓄を、東海地震で供給不足懸念-経産省呼びかけ 2014/08/29 ブルームバーグ 大和証券の杉浦徹アナリストは、ソーシャル・ネットワーク・サービスが拡大した結果、災害発生時に商品が不足する懸念をあおる動きが広がりやすいと指摘。 さらに「1か月分の備蓄を呼びかけて、どこまで一般消費者が反応するか」とした上で、4-6月期に増税前の駆け込み需要の反動で落ち込んだ大王製紙 や王子ホールディングス 傘下の王子ネピア、日本製紙 グループの日本製紙クレシアなどの家庭紙の販売は、備蓄の呼びかけにより販売減少ペースの緩和が期待されると述べた。 業界には業界の事情があるんですね。 皆さんは このキャンペーン 乗りますか? http://kato-kazutaka.com/
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月03日 05時47分49秒
コメント(0) | コメントを書く
[暮らし] カテゴリの最新記事
|
|