ラパミのんびり日記

どうして　そうなったのか、

どうしても思いだせなくて。


父が他界した後、

母が　＜　一緒に暮らしたい　＞　て言いだして。

彼が　＜　一戸建てにバイクを置きたい　＞って言って。

私が　＜　ワンコを飼いたい　＞　って確かに、言った。

そして、消費税が１０％になる前に

＜　家を買う？　＞って　なった。


住宅展示場に行った次の週　５月の第５週目。

その日は気になってた中古の住宅を見に行った。


一件目は、見晴らしが良かったが、坂道が長くてパス。

二件目は、場所も建物も良く、私はノリノリだったが、

境界線の問題が有り、彼が後々もめるのはイヤだと言った。


そして、近くの新興住宅街を見て回り、

別の住宅展示場を見に行った。

そこは私のお気に入りの住宅会社も有り、

営業の方は物腰の柔かく、好印象で、

陽が暮れた後も長々といろいろ話してしまい、

ますます、この会社で建てたい！と思った。

＜　現地調査しましょうか？　＞と言われ、

私は心の中で、＜　うんうんッ　＞と　思いながら

眼で訴えながら、ニコニコで、彼を見たんだけど、

＜　まだ　どの会社にするか　決めてないので　＞

って　返事をしなかったので、

チェッと思ったが、　彼に従った。
　

そして次の週。６月第一週目。

なぜか、

最初に行った、住宅展示場に行ってるのだ。

その日、そこの写真が残ってる。

その時の会話は鮮明！に覚えてるんだけど。

でも、どうして、そこに行ったのか

どうしても思い出せない。

私も彼も、お気に入りの会社じゃなくて、

たまたま入った家だったから。

ずーと、ず～っと　考えてたけど　思い出さないので、

この間、思い切って営業の方へ聞いてみた。


そしたら、少し考えて、、、


　実家の建て替えも候補にあがってたので、

　確か、役所へ土地の調査に行き、

　彼に連絡して、次会う約束をしたんだと思います。って。



　　　はッ　そっか!!!!

土地の持ち主とか、広さとか、地番とか書いてあって、

どうして判ったのか、教えてもらったんだ～った。

そして、素早い行動力に関心したんだった。


そっか、そっか、そっか・・・・・・・・・・・・



それから　その日もまたいろいろ話して。

、
　＜　現地調査に行かせてくださいよぉ。　＞

　＜　候補の会社3社って　どこかなぁ？　＞

　＜　３社とも現地調査いかせて図面かかせたらいいんですよ！　＞

　＜　見積もりも出させてから、決めたらいいんですよ！　＞


それでも、彼は

<<　こちらに決めてないのに、悪いから・・・　>>　って。


　　＜　でも、現地調査行かない事には、前に進めませんよ！　＞

　<<　いやいや・・・>>　ってなかなか煮え切らない彼に

　＜　だからぁ～！　調査行かせてくださいって、言ってんのッ！！　＞

だんだん、手振り、口調が強くなり、ちょっと怖いと思った。



そんな中、彼が外のトイレに行ってしまい、

彼の横にチョコンと座って、傍聴者だった私が一人残され。


あれ？

この状況って・・・ヤバくない？


標的が彼から私に。

　＜　ねッ！調査行かせていただいて、いいでしょ？　＞

　＜　ご主人は優しい方だから、ああ言ってると思いますが　＞

　＜　すべての会社に頼んだらいいんですよッ！　＞

　＜　それで、決めた方がいいでしょ。ねッ　＞

　＜　奥さんは　そう思うでしょ。ねッ　＞

次から次へ攻撃がきて、
　
笑ってやり過ごすのも、限界。

耐え切れず、首を縦に振ってしまい。

蚊の音に消えそうな声で　＜　ﾊｨ　＞　と。

　
やっと彼が帰ってきて。

＜　じゃ、調査日が決まったら、連絡しますねッ！　＞

満面の笑みで、彼の方を向いて、言ってた。


やんちゃな感じから、人懐っこい

澄んだ瞳の少年のような・・・


とても、鮮明に　　　覚えている！！